インタビューの中で西澤俊夫・東京電力社長は――「民間が原発のリスクをすべて負うのは無理だ、賠償含めば原発は超高コスト」と語った。 2011/09/16
これは東電が「賠償金の大部分を払うことまではやれないし、やりたくない」と言う気持ちで発言したものでしょうが、はしなくも「賠償含めば原発は超高コスト」と言う真実を認めたものです。
もちろん放射能を出し続ける核廃棄物の処理費用を加えれば更に高コストになります。
そもそも、地域全体の除染の方法もコストも大変だし、汚泥をどこに持っていくのか?・・・どの県もどの土地も引受ける所が無い・・・ので困り果てている状況です。
(日本には内陸に雨の少ない広い砂漠などは無いのです。 大雨でも地下水に浸み出さないまない地下への大量埋蔵が果たして可能か? それともどんな津波にも耐えられ流出しない巨大処理場を無人島の地下にでも造るのか? 出来るにしても建造費・運搬費・作業員の被ばく防止を含め大変なコストが掛かるでしょう)
11万トン以上もある高濃度汚染水の処理と処分も大変困難です。
その上、大防潮堤を早期に建設せずに、あるいは間に合わずに、もし元の震源地付近か原発の沖で最大余震が発生すれば、6mを超える大津波が再び福島第一原発に押し寄せ、その大量の汚染水を周辺にぶちまけるだけでなく、海へ大量流失して日本の水産業は日本海側も含めて全滅します。
それから世界中に迷惑を掛け、日本は防備の怠慢を非難されることになるでしょう。
取り返しのきかない大損害・大失態となります。
それなのに、原発ムラを構成している原発維持派の人たちは今権力や権限や影響力を持っている人たちでもあるので、福島原発の大事故以後も健在であり、東電さえも既に激しい巻き返しを図っています。
政府は危険度が桁違いに高い高速増殖炉計画さえいまだに中止ししていません。(米・仏・英・独などでさえ遠の昔に中止したのに)
国民はウソだらけの原発必要論にもう騙されてはいけません。
新型のガスハイブリッド発電+温水供給システムは熱効率90%で大変効率が良く、発電コストが安く安定で、建設も安くコンパクトに速く出来ます。 都市部の郊外にも、それどころか都市の地下にも建設できます。
現に六本木ヒルズの地下には初めから建設され自家発電として利用されて来ています。
今、東京都で新たに数か所の建設計画を進めています。
それからCO2も他の火力発電の半分ほどに減らせます。
最近テレビの報道でCO2濃度を普通の3倍に増やしたヒニールハウスでトマトを栽培すると、短期間で多く実が成ることが実証され、工場から出たCO2を利用して実用化し、成功している所を紹介していました。
その工場はそれ以前から、出たCO2をドライアイスにしたり、その他のものに利用していました。
ガス火力発電のCO2をもっと減らすためには、このように高濃度で作物など有用な植物栽培、その他に利用することで減らすのが最も効果的・効率的でしょう。
原発分の代替は、政府・自治体・電力会社・発電会社などがその気がになりさえすれば、3年ぐらいで十分出来ます。
節電型の照明や家電などをもっと普及させ、工場の捨てられている排熱を利用した小発電機の普及なども同時に進めれば良いでしょう。
そうすれば電力不足を心配することなく、原発を全廃出来ます。
もちろん自然エネルギーも長期的に育てて行かねばなりません。
電力需要のピーク時対応には燃料費は高いが設備が多数存在している石油・石炭火力の稼動を増やし、夜など需要が減る時間帯は稼動を減らせば良いのです。
一日や年間の電力需要に合わせて電力の供給を変動させて行くことが一番重要な調整です。
「自然エネルギー発電は不安定だから、そんなものを当てにする電力会社の経営者はいないんだ!」とテレビ討論で声高に主張する評論家がよくいます。
太陽光と風力の発電は天気に左右されるが、その調整もそのついでに行うのです。
それだけ調整幅が大きくなる訳ですし、供給予想には天気予報も必要です。
もっとも需要の方も当然天候が左右しますから天気予報はどの道必要です。
なお、夏場なら暑さのピ-ク時と太陽光発電や太陽熱発電のピ-ク時とは一致し、調整にはむしろ一役買うものになります。
そしてガスハイブリッド発電も短時間に稼動でき、高出力にもっていけるので、石炭・石油発電と同様に調整能力は高いものです。
一方原発は稼動し始めるのが大変だし、小まめな変動は危険性が高くなるので、最大出力を出し続けるかゼロ停止かのいずれかです。
原発に需要変動への調整能力はまったくありません。 トラブルで突然停止する事が多いので、むしろそのカバーに予備の火力発電所が必要になります。
そのコストは火力発電のコストに入れられていますが、本当は原発のカバーのためのコストです。
どの道、火力発電は相当な割合で必要であり、その火力発電を効率良い低コスト・低CO2なものに置き換えて行く必要が将来に渡って必要です。
これは東電が「賠償金の大部分を払うことまではやれないし、やりたくない」と言う気持ちで発言したものでしょうが、はしなくも「賠償含めば原発は超高コスト」と言う真実を認めたものです。
もちろん放射能を出し続ける核廃棄物の処理費用を加えれば更に高コストになります。
そもそも、地域全体の除染の方法もコストも大変だし、汚泥をどこに持っていくのか?・・・どの県もどの土地も引受ける所が無い・・・ので困り果てている状況です。
(日本には内陸に雨の少ない広い砂漠などは無いのです。 大雨でも地下水に浸み出さないまない地下への大量埋蔵が果たして可能か? それともどんな津波にも耐えられ流出しない巨大処理場を無人島の地下にでも造るのか? 出来るにしても建造費・運搬費・作業員の被ばく防止を含め大変なコストが掛かるでしょう)
11万トン以上もある高濃度汚染水の処理と処分も大変困難です。
その上、大防潮堤を早期に建設せずに、あるいは間に合わずに、もし元の震源地付近か原発の沖で最大余震が発生すれば、6mを超える大津波が再び福島第一原発に押し寄せ、その大量の汚染水を周辺にぶちまけるだけでなく、海へ大量流失して日本の水産業は日本海側も含めて全滅します。
それから世界中に迷惑を掛け、日本は防備の怠慢を非難されることになるでしょう。
取り返しのきかない大損害・大失態となります。
それなのに、原発ムラを構成している原発維持派の人たちは今権力や権限や影響力を持っている人たちでもあるので、福島原発の大事故以後も健在であり、東電さえも既に激しい巻き返しを図っています。
政府は危険度が桁違いに高い高速増殖炉計画さえいまだに中止ししていません。(米・仏・英・独などでさえ遠の昔に中止したのに)
国民はウソだらけの原発必要論にもう騙されてはいけません。
新型のガスハイブリッド発電+温水供給システムは熱効率90%で大変効率が良く、発電コストが安く安定で、建設も安くコンパクトに速く出来ます。 都市部の郊外にも、それどころか都市の地下にも建設できます。
現に六本木ヒルズの地下には初めから建設され自家発電として利用されて来ています。
今、東京都で新たに数か所の建設計画を進めています。
それからCO2も他の火力発電の半分ほどに減らせます。
最近テレビの報道でCO2濃度を普通の3倍に増やしたヒニールハウスでトマトを栽培すると、短期間で多く実が成ることが実証され、工場から出たCO2を利用して実用化し、成功している所を紹介していました。
その工場はそれ以前から、出たCO2をドライアイスにしたり、その他のものに利用していました。
ガス火力発電のCO2をもっと減らすためには、このように高濃度で作物など有用な植物栽培、その他に利用することで減らすのが最も効果的・効率的でしょう。
原発分の代替は、政府・自治体・電力会社・発電会社などがその気がになりさえすれば、3年ぐらいで十分出来ます。
節電型の照明や家電などをもっと普及させ、工場の捨てられている排熱を利用した小発電機の普及なども同時に進めれば良いでしょう。
そうすれば電力不足を心配することなく、原発を全廃出来ます。
もちろん自然エネルギーも長期的に育てて行かねばなりません。
電力需要のピーク時対応には燃料費は高いが設備が多数存在している石油・石炭火力の稼動を増やし、夜など需要が減る時間帯は稼動を減らせば良いのです。
一日や年間の電力需要に合わせて電力の供給を変動させて行くことが一番重要な調整です。
「自然エネルギー発電は不安定だから、そんなものを当てにする電力会社の経営者はいないんだ!」とテレビ討論で声高に主張する評論家がよくいます。
太陽光と風力の発電は天気に左右されるが、その調整もそのついでに行うのです。
それだけ調整幅が大きくなる訳ですし、供給予想には天気予報も必要です。
もっとも需要の方も当然天候が左右しますから天気予報はどの道必要です。
なお、夏場なら暑さのピ-ク時と太陽光発電や太陽熱発電のピ-ク時とは一致し、調整にはむしろ一役買うものになります。
そしてガスハイブリッド発電も短時間に稼動でき、高出力にもっていけるので、石炭・石油発電と同様に調整能力は高いものです。
一方原発は稼動し始めるのが大変だし、小まめな変動は危険性が高くなるので、最大出力を出し続けるかゼロ停止かのいずれかです。
原発に需要変動への調整能力はまったくありません。 トラブルで突然停止する事が多いので、むしろそのカバーに予備の火力発電所が必要になります。
そのコストは火力発電のコストに入れられていますが、本当は原発のカバーのためのコストです。
どの道、火力発電は相当な割合で必要であり、その火力発電を効率良い低コスト・低CO2なものに置き換えて行く必要が将来に渡って必要です。