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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

「街の高台移転」と「水産業」を「不便さ無く両立」できる計画の実現を!

2011-10-02 09:54:05 | 日記
東日本大震災の余りにも悲惨な経験により、三陸海岸の港町などでは、あのような大津波が襲来して来ても確実に命と街を守れる安全対策として「街ごと高台に移転」が考えられています。

私もぜひ実現すべきだと思います。

ただし、過去にも大津波被害の後に、高台移転をやろうとしたことがありますが、ほとんど失敗しています。

(東北の港町でも、インドネシアの沿岸などでも)

高台では海まで遠くてとか常に様子が見られずないとか・・・何かと不便だと言うことで、やがて低地に少しずつ人が住み、家が建てられるようになって行ってしまいました。

中途半端な計画や規則では、生半可な決意では実現できないのです。

その轍を踏まないように、「政府の全額負担」を早く決断して、約束することが重要で、と同時に「水産業との両立」などについて大いに知恵を出さなければ・・・と思います。

「街の高台移転」と「水産業」を「不便さを感じないほど上手く両立」させる計画を立てて実現しなければ、そして一方で、低地での一般住宅等を建てることは厳しく禁止しなければ、なし崩しになるでしょう。

港付近には頑丈な高層建築物を建て、船や港、冷凍倉庫や水産加工場等々で働く人たちが素早く高い階に登って難を逃れられるようにしなくてはいけません。

そこにはモニターカメラや集音マイクなどを付け、海と港・船などの様子が、高台の家々でも居ながらにして良く見渡せるようにする必要があります。

また両方を便利なルートの幅広い道路で結んで車などで素早く行き来できるようにし、日常の生活や仕事に支障が無いようにする必要があります。

また低い場所の利用方法もその土地土地によって色々考えられるでしょう。