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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

「ウオール街を占拠しよう!」・・・米国で身勝手な銀行等への抗議の輪が広がる・・・

2011-10-04 23:26:08 | 日記
新手の投機システムを次々に創り出してまで、野放図に投機を拡大し、社会のために働かず、いや社会に害をなしながら「ハイリスク・ハイリターンだから」と称して、ぼろもうけしたときは自分たちの利益とする。

そして巨大バブルの原因となった。

その当然の結末としてバブル崩壊が起きた。

それでも政府は「金融システムの崩壊は世界恐慌を招く」ので「大銀行を破綻させることはできない」として「巨額の公的資金を注入して救済」した。

それなのに・・・公的資金で救済された銀行の経営者たちは再び何百万ドル(=何億円)もの報酬を得るようになっている。

一方、バブルに責任のない労働者や教職員が、大不況や州財政悪化を理由として解雇され、大卒などの若者もなかなか職に就けない・・・

こうした不当な状況に抗議するため、「ウオール街を占拠しよう!」と言う呼び掛けが2週間前にフェイス・ブックで始まりました。

それから日を追うごとにデモの参加者が増え、全米に抗議の輪が広がっています。


この運動がもし今回は直接の成果を得られずに終わったとしても・・・

あまりに利己的な金融機関とそれを許す金融システムへの抗議運動・・・という意味で、

もしかしたら”世界の歴史に大変意味のある動きの始まり”・・・となるかも・・・