近畿大学生物理工学部の 鈴木高広教授が開発中のイモ発電が今注目されつつあります。
サツマイモの簡易栽培で成長の速い段階で収穫し、スライスして天日で乾燥させれば、それでもう木屑チップと同様の燃料が安く出来ます。
小規模の実証実験はもう成功しており、効率が良くなる大規模な実証実験を石炭などの既存の火力発電所で成功させれば、いよいよ実用化に進めます。
サツマイモは少ない光でも良く育つので、三角棚にポリ袋に入れて育てれば、あまり手が掛からずに大量に栽培できます。
そうすれば、安いコストで発電できます。
一番コストの安い石炭と同程度のコストで、イモは成長過程で光合成でCO2を吸収するため、燃焼時のCO2排出と相殺でき、地球環境に良い。
もちろん国内で再生できるエネルギーとなり、農業振興にもなります。
日本の発電の何割かをイモ発電で賄えばエネルギー問題の多くを解決できます。
既成電力会社の地域独占体制を変えて、発送電分離・電力自由化を進めれば、競争的にコストの安い発電がどんどん実用化されます。
そして原発を廃止した上でも、電気料金を上げずに済みます。 長期的には値下げも必ずできるようになります。