日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

大気汚染の長期化による健康被害の怖さと対策を中国語版Uチューブ等で中国の市民に伝えるべき

2013-02-27 22:23:03 | 日記

中国の人たちの多くは大気汚染で直接感じる症状は分かるが、それ以上のすぐには感じ取れない健康被害については想像しかできないのでは・・・大企業本位の経済優先で反人民的な(もちろん反社会主義的でもある)中国共産党政府は責任ある研究も発表もしていないのでは?

そうだとすれば、国民からの解決要望も急迫さが不足し、政府の口先先行で遅い実行に対して突き上げが不十分になっているのでは・・・そして手遅れになるのでは・・・日本にも大被害が及ぶのでは・・・と心配です。

その恐れがあるので、日本政府も環境の専門家たちも政党も、中国政府にだけ働き掛けるのではなく、直接中国の一般市民に必要な情報を早く、分かりやすく伝達する必要が大です。

たとえば・・・かつて四日市市や川崎市等であった大気汚染と被害とその克服経験を示し、大気汚染度と期間と何年後の病気の発生率などを数字で示し、環境省によるPM2・5が肺細胞にダメージを与える実験の映像などを示し、 また合わせて、予想発生源に対する効果的対策もはっきり示して中国語版(+英語版)のUチューブ等で中国の市民に伝える必要があります。 

特に中国の環境活動家にそれを見てもらえるように連絡し、他にも運動を強化してもらうための相談にのるなど連携をして欲しいと思います。

なお、PM2・5(直径が2・5マイクロm以下の微粒子)は特に呼吸器官に害を与えるので、日本ではその環境基準を35マイクログラム/m3以下と定めています。 個人差はあるが米国のデータでは健康被害が出始めるとされている70マイクログラム/m3以上になると環境省は注意喚起の警報を出すことにしました。

2月28日の北京市はそれが300マイクログラム/m3を超え、日本の基準の8・6倍でした。 

河北省では600マイクログラム/m3以上の所もあったそうです。 日本の基準の17倍です。 

すでにあまりにも深刻なのです。

 

 

 

 

 

 


足立区の小学校で”子供たちによる”「いじめ撲滅隊」が結成されて活動し、効果を上げる

2013-02-27 10:24:08 | 日記

日本では初めてのことだそうですが、足立区立辰沼小学校で”子供たち自身による”「いじめ撲滅隊」が結成されて活動し、効果を上げています。

大人が中心の活動ではなく、子供たち自身がお互いに助け合い、いじめを無くして行く・・・というものです。

スローガンは「いじめをしない、させない、許さない」です。

隊長の呼びかけに応えて全生徒の4割にあたる180人が結集しました。 彼の予想以上の生徒が集まったのです。 

最終的な目標は全国に広げていきたい。 こつこつやっていって、僕たちがその拠点になったと言われるような、活動をして行きたい」と、志は高い。

休み時間に校内をパトロールし、トラブルを発見したら事情を聴く。 いじめの相談にのる。

言われたら嬉しい言葉を使う運動を進める。

などしていじめをゼロにすることを目指す・・・そうです。

「効果が上がった」と聞いて足立区の別の小学校でもやり始めるそうです。

  以下は私の以前からの提案ですが、それが現実に動き出したので大いに応援します。 皆さんも応援してやって下さい。

 いじめ問題の最も効果的解決策・・・生徒たち自身が「いじめ防止委員会」を作って活動する  昨年の私のブログ

① スウェーデンの学校の例では、生徒たち自身に「いじめ防止委員会」を作るよう指導し、正義感と積極性のある生徒たちを集めて活動してもらうという方法が最も効果が上がるそうです。(その生徒たちにはいじめ対策などの専門家による研修を継続しながら)

生徒たち同士では情報を早く得られるので、いじめを早く発見でき、それを先生にすぐ知らせてくれます。 

また、いじめを止めさせようという強い意志を持った生徒たちの集団が日頃から学校で活動しているので、いじめられた生徒も孤立せず心強い味方が居ると思えるし、バラバラでは勇気がなくて見て見ぬ振りをしてしまう生徒もいじめ反対の声を上げることができます。 

いじめ集団ものさばれず、孤立するとかっこうが悪くなり、先細りになって、どんどん少なくなるでしょう。

この方法は生徒たちによる自主的積極的な人権擁護活動であり、体験的民主主義教育の一環、人間心理と人間関係の教育の一環ともなります。    

日本の学校でもぜひやってみるべきだと思います。

とにかく、いじめがはびこっていて止めようとしないような学校では、道徳も何も絵に描いた餅どころか、学校で悪い心を育てているようなものです。

② いじめ対策などの専門家の公的役割を強化し、増員する。

先生・校長・教育委員会も、いじめ問題の深刻さやその原因や子供たちの心理が解っていないとか、指導力不足とか、忙しがるとか、この問題での責任があいまいとかの対策として。