見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 タミヤ MESSERSCHMITT Bf109G-6 (5)

2023年09月17日 | 1/72 ドイツ空軍機
やっと涼しくなったと思ったら、連休はまた盛夏に逆戻り!?
堪りませんねぇ~💦、昔は夏が好物だったのですが...
ワタシとは逆に元気なのが家庭菜園の野菜達です
オクラとキュウリはおしまいになりましたが
茄子とピーマンがスゲーのなんのって、また食べきれない程取れだして(笑)


そんな悪環境?の中ですが何とかフィギュアとり完しました
前回アップした機体に乗ってもらいました、ご覧下さいませ<(_ _)>

カノジョを愛機のコックピットに座らせ
『どうだい、オレの愛機の乗り心地は』みたいな感じ?
これ時代と乗り物を問わず、今でも有りそうな普遍的?シーンかも(笑)




時系列的にはこっちが初めになるんですけどね(^^;

これはセクハラか、はたまたそういう仲なのか!?
元写真の解説によると『Personliches Verhaltnis』(個人的な関係!?)が築かれていたそうです(^^;



当たり前のことながら、左側から乗り込んでいますので写真もほぼ左側だけです( ̄▽ ̄;)

両シーンをちょいとアップ!

如何なものでしょうか
当初B面的扱いだった左の方が良さそうに見えて個人的には( ̄▽ ̄;)

最後は恒例のフィギュア拡大です
コックピットに座る女性補助隊員

本来は主役になるはずだったのですが、顔の工作がイマイチで...(-_-;)

その傍で自慢している風の彼氏?パイロット

腕の階級章は伍長です

主翼の上に乗っけてもらった女性補助隊員

顔はほとんど弄っていません、ナイスポーズになりました(~_~;)

そのカノジョのお尻をプッシュ、なパイロットです(笑)


ここでフィギュアについてアレコレ
パイロットの服装と装備品は”ドイツ空軍装備大図鑑”(原書房)を参考にしています。
1942年頃からカナールヤッケ(Kanaljacke)と呼ばれたジャケットとズボンの
ツーピースのフライトスーツが導入されました
写真のパイロットはこれを着ていましたので、それ風に工作・塗装しています
上下ともベージュ(カーキ?)、グリーン、ダークブルー、ホワイト(冬季用)など色が数種ありましたが、
写真のコントラストも元にジャケットはNo21:ミドルストーン
ズボンは当初グリーン系にしていたのですが、見栄えでブルー系を混色して塗装やり直しました。

写真のパイロットが身に着けている救命胴着(Schwimmweste)は
モデル102-30B2というタイプで膨張式でした。
0.3mmプラ棒で炭酸ガスカートリッジのバルブと空気ホースをでっち上げています
工作が面倒になってきて、足もとは飛行ブーツでなく編み上げ靴(元キットのまま)に(;'∀')
これも前記の大図鑑ではその写真も有り、比較的普通の習慣だったと書かれていましたのでそのままにしました

空軍女性補助隊員は陸軍海軍併せてHelferin(補助者、助手の女性形)と呼ばれていたそうです
これがOsprey Men-at-Armsの”第2次大戦のドイツ婦人補助部隊”本では『補助婦』と云う和訳に!?
ワタシも一時期、それをそのまま使っていたのですが「やっぱり何か変でしょ!」
で、これから当ブログでは女性補助隊員と書かせて頂きます(;'∀')

調べてみると女性隊員の制服の実物カラー写真が見当たらないんですよね
やっと見つけたと思ったら、リナクターのレプリカものだったり着色だったりして
前述の本には”ブルーグレー”としか書いてないし...ブルーグレーって一言で云うけどさぁ~みたいな
結局パイロットの電熱ズボンもあわせて、No72:ミディアムブルー+No331:ダークシーグレー+No67:パープルを
適当に混ぜこぜして塗りました(^^;

前述のMen-at-Arms本によると
舟形帽には1940年11月以降、銅茶色のパイピングが施されていたそうです
これも描かなくてはいけないので、これはNo9:ゴールド+No7:茶で(そのまんまやないか!)
腕の階級章と兵科章はもう面倒くさくなってNo8:銀をそのまま塗りました
写真の女性補助隊員はシェブロンが一本の、階級が最下級の単なるHelferinで早い話がヒラ(笑)
兵科(職種)は映りが悪くはっきり断言できないのですが、テレタイプ操作手と思われます

結局、このBf109の所属部隊は分からずじまいでした
1944年と云うだけで、撮影月日も場所も不明のままです
機種さえも推測するしかなく...
女性補助隊員が彼氏?の基地を記者やカメラマン連れで訪問していますので
ドイツ本国ではないかと思いますが、分かるのはそこまででした

最後にもう一度、”Britz Medchen”に載っていた元ネタ写真で締めたいと思います


因みに”Medchen”は、書き物ではよく”メートヒェン”て表現されていますけど
今回、翻訳サイトで発音を聞いてみたら”メッチェン”って言っているように聞こえました。

【終了】


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
完成おめでとうございます。 (辻堂ジップ)
2023-09-17 10:38:59
最初の方の写真見た後、急に指アップの絵を見てその小ささに改めて驚いています。72なんですね。恐ろしい。
最後の方の実機写真でインクスポットを筆で塗られた気持ちが良く判りました。模型的にはエアブラシでほわッと塗った方が見栄えが良いのでしょうが、実機は色々有るんですね。何はともあれ、おいしそうなピーマンとナスの写真にはそそられます。」
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Re:完成おめでとうございます (黒猫2号)
2023-09-17 13:16:46
こんにちは、辻堂ジップ様
いつもコメントありがとうございます<(^^)>

>最後の方の実機写真でインクスポットを筆で塗られた気持ちが良く判りました<
そもそもエアブラシでモットリンクを塗装する技量が有りませんし、
この機体のものはちょっとひねった絵柄?で、増々難易度が高く筆塗りしかありえませんでした
でもその写真を見て筆塗りも有りだよね、と感じた次第です(^^;

>おいしそうなピーマンとナスの写真にはそそられます<
真夏のカンカン照り続きから天候も季節並みに落ち着き、適度な雨量も有って野菜達も俄然元気が出てきました(^^)
ただ、毎度のことですが、取れる時はメチャクチャ取れるので食べきれず始末に困ります。
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祝、完成🎉👏 (クラキン)
2023-09-23 16:54:17
ご無沙汰しています。
完成おめでとうございます。
実際の写真とソックリなシーンの再現、素晴らしいです。
2種類のフィギュアを作る事で2つの連続したシーンが再現できるなんて、黒猫2号さんならではの技です。
2つのシーンのフィギュアがちゃんと同一人物に見えるのも凄いです。
しかも72で❗❗😲
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Re:祝、完成🎉👏 (黒猫2号)
2023-09-24 07:04:13
おはようございます、クラキン様
いつもコメントありがとうございます<(^^)>

ヒコーキはどうでもいい...訳では有りませんでしたが、
タミヤ傑作は手間いらずでしたので、作りたかったシーンの工作に全力投入でした(^^;
当初は女性補助隊員が、コックピットに収まった方だけ作ろうと思っていたのですが
お尻を手で押しているシーンも捨てがたく、ダブルキャストになった訳です。
入れ替え制にしたため、機体とフィギュアを固定する事が出来ずポーズに苦労しました。
その後、お尻と手は接着しちゃってます(;'∀')

>2つのシーンのフィギュアがちゃんと同一人物に見える<
小さいから違いが見えないと云う事も有ります(^^;
ダブルキャストでしたので、当然?よく似たお顔のフィギュアを選びました。
同じキットを選べば問題なかったのですが、何せ人手(フィギュア)不足でして💦。
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