見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 AIRFIX A.W. SEAHAWK  製作記(3)塗装、デカール貼り、そしてちょいデテールアップ工作

2024年02月03日 | 1/72 イギリス海軍機
つれあいさんが2泊3日の旅行に出かけました
行き先は東京、お姉さんと二人連れで箱根でまったりし、劇団四季を見てくるそうです
えっ『鬼の居ぬ間の洗濯』ですって!?
無論!朝から洗濯機2回廻して干しました、残り湯を使った後の風呂掃除も当然です、
三度の飯の支度片付け、夕方になると洗濯物の取り込み畳み、その他諸々でその合間の模型作り
主夫は本当に忙しいのです(笑)

塗装色の指示が全く不明で往生しました(;'∀')
キャラメル箱の裏にはカラー図が描いてあるのですが、これが”M10”とか”M8”、”M6”とかでさっぱり!?

”for best results use airfix adhesive & paint nos”『エアフィックスの塗料番号を使え』
って書いてあったので、エアフィックスのHPまで行って見たのですが
そんな番号ないよ!なのです
エア御用達のハンブロールのHPにも、これに合う番号は有りません
何頃の時代の番号なんだ!?もう自己判断で選ぶしか有りませんでした(-_-;)

そもそもこの時代は上面エクストラダークシーグレーは定番で決まりなので(”M2”と書いてあった)
ここはほぼ悩まずに済んだのですが、問題はペンギンの下面です
塗装図でFAAは白と思われる色で”M10”と書いてあり、Bundes Marineは黄色っぽい色で”M8”です

FAAの下面は、No24:スカイかNo26:ダックエッググリーンじゃないかと思うのですが
ネットで探して見ると、白に見えるもの(No311:グレーFS36622に見える)からスカイまで色々
特にBundes Marineの方が白に見える写真多数でまた困るのです

最終的に、FAAの場合上下の塗り分けラインの違いで下面色が変わるのでは!?と云う結論に至り
いつも通りのNo24:スカイにしました
エッなんでダックエッググリーンじゃないのかって?
早い話、もう色の区別がつかなかったからです(笑)
スカイ自体もRevell瓶と特色のC368では微妙に違いますし
おまけにいつ頃か覚えていませんが、緑やら白やら混色した事もありもう何が正しいか分からん状態で💦


まず裏面をNo24:スカイで筆塗りました

翼前縁はこの時にマスキングして上面より先に筆塗りしています

スカイを塗ったあと上下の境界線を1mmマスキングテープで決め、下面とキャノピーをマスキングして
No333:エクストラダークシーグレーをエアブラシしました


上下の塗り分けラインのカーブがまた難しくて、マスキングだけではうまく行かず
後から面相筆でかなり修正しています


マスキングの際、尾翼のでかいフェアリングが邪魔で邪魔で仕方ありませんでした(笑)

デカールの質はあまりよくありませんでした
時代と経年を考えると仕方ないのかも知れませんねぇ...
流石にハセガワによく有るような水中分解事件は起こりませんでしたが
インクが薄かったのか黒地でもよく見ると透けているのです
おまけに厚い、余白をカットしたら段差がモロに出来て焦りましたが、最終的にそのまま(笑)

やっとデカールを貼る段になった(した)のですが
御覧の通り、まずラウンデルがデカイんですよね

発色も良くないし下地の白がはみ出ているものもあり、ちょっと...
それとパイロンは1枚物の主翼に一体化されているので、機体番号は”5”を切り離してから貼る必要が有ります

ラウンデルは頂けないので、ここは今までのキットの余剰デカールを使う事にしました

左がエア赤箱のJu87B2、右がSWORDのガネットAEWの余りです

最終的にキットのデカールは機番”171”、”ROYAL NAVY”、主翼下面と胴体後部の”XE395”、垂直尾翼上の”A"
そして804Sqnの部隊エンブレムである、機首の短剣を咥えた虎のマークです
ラウンデルは全て、イジェクションシートのデンジャーマークはジャンクよりチョイスしました

ラウンデルよりもっと根本的なミスが有りました
機首に描かれた虎マーク、機体の左側に描かれている咥えた短剣の向きが逆なのです

デンジャーマークはハセガワから、油断していたら例の如く水中分解して...(;'∀')

実機の写真と比較して下さい
こちらはマルタの航空博物館のもの

この写真はいつものBritmodellerの記事からです

こちらはスコットランドの国立航空博物館

National museums Scotlandの所蔵機です
短剣の向きが左右とも機体前方を向く様に描かれているんですよね
気が付いた時は左右貼り間違えたかと焦りましたが、よく見たら両方同じ向きに印刷されていました
これは想像ですが、箱絵は機体の右から見た絵柄になっています

恐らくそれに合わせてと云うか、気付かずに2枚とも同じ向きにしたのではないかと...

キットでは全くオミットされている左翼端のピトー管を、0.2mm真鍮線と内径0.25mmの真鍮パイプででっち上げました

やり方はファインモールドの”F-4D The First Mig Ace”と同じです

【続く】

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2 コメント

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Unknown (drmurai4633jp)
2024-02-03 18:16:04
年代モノのエアフィックス、孤軍奮闘されているようで何よりですw
エアの塗装指示はハンブロールとばかり思っていたのですが違うのですか!?最近の赤箱は全てハンブロールっぽいですが、昔箱は‥わからないですねー、しかしメーカー名とかぐらいはどこかに
書いておいてほしいモノです!
デカールの考証もさすが👍です♪
完成期待していますですー(^^)
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Re:Unknown (黒猫2号)
2024-02-04 06:56:34
おはようございます、drmurai4633jp様
いつもコメントありがとうございます(^^)

>エアの塗装指示はハンブロールとばかり思っていたのですが違うのですか!?<
そう思いまして、ハンブロールの方も探して見たのですが判りませんでした(-_-;)
そもそも1ケタ台の番号が、原色でもない特殊?な色に振られていると云うのがおかしい?

このキットはビニール袋時代からあったようで、そうなると1960年代からになりますが、
その頃なんて、もう追跡は不可能です(^^;

>デカールの考証もさすが👍です♪<
804Sqnはこの虎さんが部隊章になっているのですが、御覧の通り2機ともデザインが違っています。
短剣の向きは同じですが、いったい当時はどう塗られていたのか?
トラぺの1/48の箱絵では、この虎マークにマスケッター作戦時のインベイジョンストライプの付いた機体が描かれていますが...
当時の実機写真は探し得ていません、謎は深まるばかりです(笑)。
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