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見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 タミヤ U.S.INFANTRY SCOUT SET (1)

2023年03月17日 | 1/35 フィギュア_タミヤ
※M1943コンバット・ブーツに関して、記述の追加訂正を行っております

以前、タミヤの過去フィギュアをリストアして記事にしたことは有りますが
新品から製作記事にするのは初めてのように思います
と言う訳で今回タミヤフィギュアのカテゴリーも新設し、2022年発売のこれを作る事にしました


タミヤのWW2アメリカ兵なんて何十年ぶりでしょうか!?
いや感慨に浸っている場合では有りませんね、とにかく紹介です💦
組説は写しにくいので表裏の写真を合体させました


装備品(主に小火器)ランナーです


階級章のデカールです


で、なんで肝心のフィギュアパーツのランナーが真っ先に出てこないのかと云うと...


うっかり写真を撮らずに組み立ててしまって(;'∀')
まぁ、見ての通りです(汗)
擦り合わせは一切やっていません、パーティングライン均しも少しある程度
これが21世紀も22年経った時代のフィギュアなんだ!と感心です

おひねり(改造)が好きなワタシなもので
当然?弄ってやろうと虎視眈々
靴はバックルが二つ付いたM1943コンバットサービスシューズ
これにパンツ(ズボン)にカーゴポケットを付けて
1945年バーシティ作戦当時の空挺兵にしちゃろうと(笑)

てな訳でカーゴポケットを付けちゃいました💦


材料はタミヤのエポキシパテです

ここでやっと個別に写しました(^^;
(コマンダー)


(兵士1)BARガンナーですね


(兵士2)


(兵士3)


(兵士4)


因みに参考にしたのはこちらの本です

このP130に、改造カーゴパンツのクリアな写真が載っています


先に挙げた参考本では改造と書いてあります、しかしきっちりした規格があったかどうか?
と云うのも上記の写真を拡大して見ると細かいところが違っているのです

上の赤で囲っているものと青で囲っているものでは
フラップの形やボタンの位置、ポケットのアコーディオンや揺れ止め紐の有無などが微妙に違っていて
で、何が言いたいかと云うと「少々アバウトでもいい!?」という事なのです(;'∀')

でもやっぱり心配(笑)
そこでネットで写真を探したのですが

これはHistoryNetのOPERATION VARSITY: A BET LOST, THE BATTLE WONからです
タミヤキットと比較してズボンがダボダボですし、ポケットがデカイ💦デカすぎる
取り敢えずカーゴポケットをもうちょっと大きくしないといけないようです(^^;

それと細かい事ですがブーツが艶々です
※2バックルのレギンス付きブーツは裏革を使っているので、こんなに艶は無いはず
この17ABの空挺兵はコーコラン製ジャンプブーツを履いていた可能性が高いのでは...
実際、バーシティ作戦時に履いているのが良く分かる写真も残っています

AMERICAN RIFLEMANのAllied Air Assault: The Guns of Operation Varsityという記事からです

こちらはクッシュマンスクーターに乗っている空挺兵です

こっちは2バックルのレギンス付きブーツが良く分かりますね

※【追加訂正】
『2バックルのレギンス付きブーツは裏革を使っている』という記述は正確では有りませんでした

この記事を書いた後で、何か気になり他の資料本
MILITALIA社の”WORLD WAR TWO SOLDIERS 1939-45”という写真集を見ていたら
艶有りのM1943コンバット・ブーツを着用したモデルさんの写真が載っていました


エエ~💦と思いWebで調べてみると、どうもバックスキンの方は後期型で
初期型は表革でしかもトウキャップ(つま先に補強革)が付いたものが有ったようです(;'∀')
こちらこちらにその写真と解説が有りました

ダボダボズボンがくるぶし近くまで降りてくると、もうジャンプブーツとの見分けがつかなくなります。
しかしながら、Webで見るとトウキャップ無しの方が多数派で、ここはどう判断すればいいのか分かりません
移行時期には、表革でトウキャップ無しタイプも生産されたのかもと想像したりします

【続く】

1/72 ハセガワ MORANE SAULNIER M.S.406 'FRENCH AIR FORCE'(3)

2023年03月13日 | 1/72 フランス空軍機
同じハセガワでも何か記事の回数が少ないのですが
ちゃんと『とり完』してます?からぁ~!💦
と言う訳でちょいとビネット仕立てのMS406、お披露目です(^^;


キットはすこぶる合いが良く、ここは本当に助かりました(^^)









でもデカールが水に漬けるとパリパリ海苔みたいに割れて💦
特にラウンデルが酷くて...
機体上でパズルの組み合わせみたいな事になったのには参りました(;'∀')

左がバラバラ事件発生時、右が何とか組み合わせて固着した時です
この後、クリアを吹いてからリタッチしましたが
ハセガワはこの白が黄ばんでいるんですよね(^^;
No33:つや消し白にNo51:FLESHを混ぜたりして、ここは手を掛けさせられました

キャノピーのクリア度は素晴らしいです、上から覗くとこの通りです

自作シートベルトが良く見えて(^^)です

主翼の銃身パーツはスケールに合ったとても繊細なパーツだったのですが
ゲートが銃身のど真ん中にあるのです、頑張ってみましたが整形が困難で
WAVEのC-PIPE、外径0.5mm真鍮パイプに置き換えました

見えますか(^^;

そしておフランス空軍パイロット(のつもり)です(^^;

ほぼハセガワのWW2パイロットセットとUS.パイロット・グランドクルーセットの
使い残しパーツを合体させたものです
その他イチイプライザーなどから腕を強奪し、それでも足りないところは伸ばしプラ棒ででっち上げました
1940年までのフランス空軍パイロットの資料がほんとに見つからなくて(汗)

結局、この本(左)のこのイラスト(右)を参考に


ビネットの元ネタとなったこの写真で服装を決めました

この写真、ネタ元が何処だったのかメモするの忘れてしまって💦
判ったらまた記事に追加しておきます<(_ _;)>

最後に
フランス機の塗装について貴重な情報を下さったhajime様へ
お陰様で何とかとり完出来ました、改めて御礼申し上げます
ありがとうございました
<(^^)>
と言う訳で、オク入手2番機はお仕舞いです

【終了】

1/72 ハセガワ Spitfire Mk.Ⅷc (5)

2023年03月08日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
SEACスピット、とり完しました
当時の写真を元にちょいと『簡易な』ビネット仕立てです。


出撃から帰還した機を駐機場に誘導しているシーン(のつもり)で
プロペラはエアブラシ風で回転させています(^^;

ではぐるりを








同じ塗装ですがフジミのグリフォン搭載のMk.ⅩⅣも過去に作っています
宜しければ比較して見て下さい

スピットでは、どちらかと云えばマイナーなMkⅧですが
これを箱替えやらして結構製品化しているのがエデュアルドです
以前、地中海方面で活躍していたNo32Sqnの機体を作っていたので、
記事の最後にこれと比較してみました
横から

マーリン60系のエンジンを積んでいる機体には垂直尾翼も尖っていた方がそれらしい?
正面から

真上から

アシュラ男爵です(笑)

エデュアルドの組説には『2019』の西暦が記載されていました
ハセガワの初発売時期は『1980~90年代』ではなかったかと思います
21世紀製品と比較しても遜色ないスタイルと合いの良さは流石としか言いようが有りませんね
このキットを黄金期の当時に作ってみたかったです(^^;

【終了】

1/72 ハセガワ Spitfire Mk.Ⅷc (4)

2023年03月06日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
クラブの総会が無事終わりまして(^^)
まだ議事録やら作らねばなりませんし、2023年度開催大会の準備も有りますが...
取り敢えず模型作り再開です(笑)

出来た、後はスミ入れして・・・と思ったのですが何か寂しい雰囲気が(;'∀')
そうです、このキットにはステンシルの類が一切ないのです!
特に主翼上のウォーキングラインなんかは、これが無いスピットモデルなんて、の世界
絵になりません
かと言って今更またマスキングもやる気も出ないし、WALKWAY INBOARDなんて描けるわけない!
で、ジャンクデカールを漁って使えそうなものをピックアップしました

ウォーキングラインを始めほとんどはフジミのMKⅩⅣeの余りです
ブルーインベーダー(ハイバックの偵察型)のデカールも入っていて、それが使えました(^^)

裏面は最低限のこれだけです、探しても無かった事も有りますがどうせ見えないし(^^;


タミヤ風?のポリキャップを使ったスピナーの固定ですが、これが硬い!
とにかく回らないのです、手で回してもイヤイヤ状態でこれではエアブラシ風なんか夢のまた夢(-_-;)
そこでこの場に至ってからまた手術
ドレメルドリルで穴を拡げ中をぶち抜き、ワタシの定番エバーグリーンのパイプを突っ込みます

スピナーもブレ防止の為、2mmプラ棒で延長しました


前にも書いたように、この機体はビルマ戦線で戦っています
皆さんどんな格好(服装)だったのでしょうか?
”Spitfire MD280”で探して見るとこんな写真が見つかりました

All Spitfire Pilotsからです
掲載されている写真は小さいですがクリックすると大きくなりました

こんなものも有りました

こちらはLARGE SCALE PLANESと云うところからです
この写真を見ると垂直尾翼の白帯は無いようですし
機首の竜?も右側には描かれていないようです
キャノピーもオープン状態、そりゃ暑いでしょうからねぇ💦

この半裸にオーストラリアンハット?という姿にビビビッと来て(笑)
軟質プラで作る気がせず積んだままのコレから

云っときますけど箱絵のようなポーズいませんでした(^^;

上半身裸のカレを改造して、デッキクルーからビルマ戦線の地上整備員に転職させます


こんな感じですけど

首の角度は軟質という事で切断はせず、熱で曲げています
ハットの庇は紙で、後はイージーサンディングとエポパテで持って作りました

【続く】

1/72 ハセガワ MORANE SAULNIER M.S.406 'FRENCH AIR FORCE'(2)

2023年03月02日 | 1/72 フランス空軍機
全然おフランスとは関係ありませんが
一歳二か月になった初孫(長男のところの娘)の為に、ウン十年ぶりにお雛様を飾りました(^0^)
今や当の自宅ではスペースが有っても飾る事をせず
お雛様のある実家で飾ってもらい、お邪魔して記念写真か映像を撮ってお仕舞い!?
と云うイージィな手法が主流になりつつあるような...気持ちは判りますけど(笑)

物置にしまい込んだまま、埃まみれになっていた箱を発掘し
年寄り三人(ワタシ、妻、母)が、配置や左右をああでもないこうでもないと云いながら2時間余
やっと並び終えた頃に、完成見本の配置が判る写真が出てくる始末です(^^;

これまた片づけるのぉ~!?面倒くさい~ッ(笑)

で、おフランスです
塗装の前に書いておきたいのは、このキットの合いの良さ組み立て精度の高さです

いつもは苦労するフィレットの部分については、前回書きましたが
主翼や水平尾翼の角度もバッチリ!
水平尾翼の支柱は何も手を加えていません、ランナーから取ってそのまま付けてコレです
素晴らしい!

hajime様に教えて頂いた迷彩のレシピを頭に入れつつ
取り敢えずは、キットの塗装指示色通り塗ってみました
マスキングが面倒くさいので(笑)全部ノーマスク筆塗りです
細面相筆で塗り分けラインを描き、色を載せていきます

グリーンはNo340:フィールドグリーンFS34097を
ブラウンはNo310:ブラウンFS30219を使っています
hajime様からお教え頂いたブラウン情報はNo42:マホガニーだったのですが
これいくら何でも暗すぎとちゃう?と塗装指示通りのNo310を使う事にしたのですけど...

で、二回目の色載せです
hajime様情報のグレーは、No332:エアクラフトグレーBS381C/627がメインの混色が面倒だったので
組説通りNo13:ニュートラルグレーを使います
ここで想像よりブラウンが明るすぎる事に気付きました


色々混ぜたりして試してみたのですがピンとくる色合いが出来ません
結局教えて頂いたNo42:マホガニーにNo7:ブラウンを混ぜたもので塗る事にしました
グリーンもNo340では鮮やかすぎるように感じ、No120:RLM80オリーブグリーンに変更しています


グレーも塗っている内にイメージに合わないと云うか、他の色とのバランスが気になって...
No13にNoC363:ミディアムシーグレイを加えて若干明るめにして塗りました


下面はNo308:グレーFS36375をビン生で筆塗りしています
上面との境界も中細面相筆でノーマスキングです


ここまでくれば全部フリーハンドだぁ、と窓枠もノーマスキングです

窓枠は下地にNo33:つや消しブラックを塗りましたが
機内色がNo13:ニュートラルグレーだし、塗る必要なかったような(^^;

これが迷彩セレクションに残って採用された面々

塗料の試行錯誤と結果の過程です

赤で囲ったものが上面の迷彩、青で囲ったものが下面です
手描き番号はクレオスラッカーのものです

で、やっとデカールの出番になったのですが、これがまたエライことに(-_-;)

メインコンソールを貼った時と同じく、粉々になる予感が有ったので
台紙に付いている段階でMr,マークソフターを塗りまくったのですが、それでコレです
おまけに割れを気にする余り、右翼側が傾いてしまって(泣)
更にハセガワ特有の白い部分が黄ばんでる現状は、これからの不安要素に事欠きません
一体これから先どうなるのか...(-_-;)

【続く】