与那国配備見直しも 陸自 防衛相「要請の前提崩れた」(産経新聞) - goo ニュース
小野寺五典防衛相は26日の記者会見で、与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備計画について「地元の理解が得られない状況なら計画全体を含め検討する」と述べた。部隊の拠点を置く用地の売買や賃貸借契約をめぐり町との交渉が難航していることを受け、配備計画自体を見直す可能性に言及したものだ。
小野寺氏は「自衛隊配備は地元自治体の要請から始まった。要請が全く違う方向になれば前提が崩れる」と指摘。用地取得費について防衛省は最大1億5千万円と提示したのに対し町側は10億円を求め、「土地鑑定額からかけ離れ、要請してきた立場を忘れているのでは」(政府高官)との不満がくすぶる。
賃貸借契約に切り替えようとしても町側は配備の「代償」として10億円の支払いを要求。これも、「誘致しておいて『迷惑料』を迫るような主張」(同)として防衛省側は受け入れがたい。
小野寺氏が配備計画の見直しを示唆したのは町側を牽制(けんせい)する狙いがあるとされるが、同町の外間守吉町長は今夏に町長選を控え、妥協を期待しにくいとの見方も根強い。
中国の海洋活動の活発化を踏まえれば部隊配備は急務だが、「町長選が終わるまでは静観するしかない」(防衛省幹部)との声も漏れる。
与那国島は最西端に位置する国境の島です。
沖縄本島よりもずっと台湾に近い島です。
台湾どころか周辺国の領土を次々狙う中国本土も沖縄本島より近い島です。
与那国島からず~っと離れている私たちでさえ、
国土を守る為自衛隊配備は必要だと感じていました。
そして今回、当の与那国島から自衛隊配備を要請したにも拘らず、
「迷惑料」ですか?
驚きですね。
外間守吉町長が議会から一任を取り付け、町長の独断で法外な「迷惑料」を請求したようです。
それにしても、国土を守る為、自分たちの島を守る為の自衛隊配備が迷惑だとは・・・。
国も国境の島には自衛隊の必要性を感じていたでしょうが
与那国島も要請した事。
それに10億円も吹っかけるとは、平和ボケでしょうか?
それとも欲に目がくらんだ金の亡者でしょうか?
普天間移設を本気で考えていないのに「取れるものは出来るだけ多く取る」主義の仲井真知事。
そして自衛隊配備に法外な「迷惑料」を取ろうとする外間町長。
この二人で沖縄県の印象が物凄く悪くなりました。
戦後、沖縄県だけが苦しい生活を強いられた時期があったし
米軍基地が集中せざるを得ない歴史的地理的事情があるので
本土に住む身としては申し訳ない、という気持ち
「引け目」のような気持ちを心のどこかに持ち続けています。
しかし、このお二人のお金に対する執着をみると、
ケビンメア氏の言葉を思い出し、
その法外な「沖縄振興交付金」や、法外な「迷惑料」は
日本国民の税金だという事を思うと、複雑な気持ちになります。
それにしてもあれ程にも中国に近い島なのに、中国を脅威と感じず、
自衛隊配備が「迷惑」だと感じる神経が理解できませんね。