有本香の以読制毒 日台〝防災〟同盟を急げ 能登半島地震、台湾の捜索救助隊に「ニーズない」!? 思い出される東日本大震災時の悪い記憶(夕刊フジ) - goo ニュース
2024/01/04 15:30
1日に発生した能登半島地震からまもなく丸3日。倒壊した建物に取り残された人が助かる確率が大きく低下する「72時間の壁」が迫っている。
普段の年なら、官庁はじめとするオフィス街が動き出す4日は、まだ正月気分の抜けない楽し気な空気も漂うが、今年は違う。日本中が被災地を思い、悲しみと不安にさいなまれている。
いまは非常事態だから、政権批判は極力控えるべきと心得る。しかし今、被災地から聞こえてくる悲痛な声を聞くにつけ、やはり少々苦言を呈さずにいられなくなる。
3日のオンライン会議で、石川県輪島市の坂口茂市長は「1万人の避難者に対して、食料は2000食しか届いていない」などと窮状を訴えた。
能登半島の突端にあり、昨年に続いて地震に襲われ、さらに津波の被害も受けた珠洲市については、地元テレビ局「北陸放送」が「いまだ約700人が取り残されている」と報じている。
凶事は重なった。2日夕方、被災地に物資を届けるため新潟県に向かっていた海上保安庁の航空機が、東京の羽田空港で旅客機と衝突・炎上し、乗員6人のうち5人が死亡するという大惨事が起きた。多数の道路寸断が起きている現状、民間の物資輸送はままならない。
政府と石川県はあらゆる手段を駆使して、物資を目詰まりなく被災現場に送ることに尽力しているとは思うのだが、現状大ピンチだ。
お隣の台湾では、発災直後から、日本からの要請があればすぐさま派遣すべく、160人の捜索救助隊員を待機させていた。ところが、3日、この待機が解除されたと台湾メディアが報じた。
記事には、「外交部(台湾外務省)が日本側に連絡をしたところ、支援のニーズがないことを確認した」と書かれている。これはやや腑に落ちない。思い出されるのは、東日本大震災のときの悪い記憶だ。
2011年の3・11の際も、台湾の捜索救助隊が発災直後に派遣体制を整えたにもかかわらず、当時の日本政府(民主党政権)は約2日も待ちぼうけを食らわせた。しかもその間に、中国を含む複数の他の国の救助隊が先に入ったという顚末であった。
台湾に一番乗りさせては具合が悪いと、民主党の菅直人政権が中国に忖度したのだと言われたが、あの悪夢の二の舞でないことを祈る。東日本大震災のときほどは広域でなく、受け入れによってかえって手間がかかることを考慮した結果かもしれない。このあたりは後日、林芳正官房長官か上川陽子外相に、ぜひとも説明いただきたいところだ。
(以下略)
なぜか大震災の時の政権が頼りないというか、何というか。。。。。。
阪神淡路大震災では村山政権であり、
東日本大震災では民主党政権でした。
どちらも政権能力に疑問が付く政権でした。
そして今回の自民党岸田政権は。。。。?
岸田政権には少々不満もありますが、それでも時期が悪いです。
直前の派閥の裏金問題が噴出し、自民党批判の嵐でした。
そもそもなぜあんなルーズな処理をしていたのか今でも疑問です。
そんな中の今回の能登半島地震、そして支援物資を届けようとしていた海保機の衝突炎上事故。
本当に悪夢としか言いようがありません。
夢なら覚めて欲しい、そう思う程です。
しかしこんな時にも日本の災害被害を心配し、支援をしようと名乗り出てくれる国がいます。
一番に名乗りを上げてくれたのが(多分ですが)台湾です。
台湾の蔡英文総統はいつも日本が災害に遭うと、すぐさま応援をしてくれます。
今回も地震発生後3時間足らずでお見舞いのメッセージが。
>私はただちに外交部に指示を出し、日本台湾交流協会を通して震災の詳細を把握するとともに、必要な協力を提供する用意があることを日本側に伝えました。
日本の石川県を震源とする強い地震が発生したことにつき、心よりお見舞い申し上げます。現地の皆さまがご無事であること、そして一日も早く日常生活を取り戻せるようお祈り申し上げます。…
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) January 1, 2024
また次期総統候補の賴清德さんは航空機事故についての投稿です。
最後に>私たちは日本の皆さまとともにあります。
と励ましのメッセージを投稿してくれています。
羽田空港での航空機接触事故の報に接し、心よりお見舞いを申し上げます。亡くなられた方々のご冥福と、けがをされた方々の一日も早いご回復をお祈りします。また、緊急脱出に関わったすべての皆さまに敬意を表します。私たちは日本の皆さまとともにあります。
— 賴清德Lai Ching-te (@ChingteLai) January 2, 2024
My heart goes out to all those affected by the earthquake in Japan. Taiwan stands in solidarity with the people of Japan and is ready to offer support during this challenging time.
— 賴清德Lai Ching-te (@ChingteLai) January 1, 2024
ここまで日本の事を気にかけてくれている台湾。
そして要請があればいつでも捜索救助隊を派遣するからと160人の隊員を待機してくれていたのに
ニーズがないからと断った日本政府です。
本当にニーズがないのか、それとも中国に忖度したからなのか。。。
被災地は地理的な事もあり、中々現地に辿り着くのも困難だと言われています。
ですから本当にニーズがないのかもわかりません。
ただ、岸田総理は総理就任後も広島県日中友好協会会長でしたし、
留学生(多くは中国人)は国の宝だと言い、尖閣諸島近海に設置された中国ブイも撤去するつもりもない等
親中派なのは確かですから、中国の目を気にして台湾からの支援を断ったのではないのかと。
デジャブと言いましょうか、2011年の民主党政権が中国に忖度して台湾を冷遇した事を思い出します。
あの時は本当に酷かったです。
asahi.com(朝日新聞社):台湾の救援隊、2日待たされ到着 日本、中国側に配慮か - 東日本大震災
更に震災1年後の追悼式典でも台湾を排除するような日本政府でした。⇩
それでも台湾外交部長は「義捐金は思いやりの結果で、 感謝を得る目的ではない」と、
大人の対応でした。
今回の台湾からの救助隊を断った岸田政権。
本当にニーズがないのならいいのですが、13年前の民主党政権と同じで中国を気にしての判断だったとしたら
台湾に申し訳ないですし、何より救助を待つ被災地の人達を何と考えているのかと強く岸田政権に抗議したいです。
それでも台湾は義援金を送ると申し出てくれています。
台湾が6000万円を支援 能登半島地震、義援金口座も設置(毎日新聞) - goo ニュース
次々と現地の被害が報道されています。
想像以上の被害の大きさに驚きます。
それでも企業の支援物資が現地に届けられていると聞きます。
ただ交通網が遮断されている場所もあり、中々被災された方々に届けるのが困難です。
今後、支援物資を出来るだけ早く被災者に届けるにはどうすれば良いのか考えて頂きたいです。
今日は高須克也氏がヘリコプターで現地まで支援物資を届けました。
もっと早く行きたかったです。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) January 4, 2024
この後ゴンゾーチームが支援物資とタンバリンを持って皆さんを力付けに来ます。
被災地の皆さんにエールを送ります。 https://t.co/0NTn7Dj6nj
輪島市の要請に基づきペットボトルの水、水や電子レンジ等を用いなくても食べられるパン類、お子様用におやつ、蒲郡のみかん、使い捨てカイロを送りました。
— GONZO ゴンゾー(本名:寺社下峻平) Tambourine master (@GonzoTambourine) January 4, 2024
国などからも支援が届いているようですが、行き届いていない場所もあるようです。
第一便には高須先生も搭乗されて物資をお届けしました。 pic.twitter.com/hvUIryfXDl
マスコミ各社も同じような映像を配信するなら、支援物資を現地の学校の運動場等に届け、
たまには人の為になる事をすればいいのにと思ったりします。
極寒の地。食料もままならない被災地の方々。
あと少しの辛抱ですから待って欲しい。。。。。そう言ってもいいでしょうか。
希望を持って待っていて欲しいです。