店主ら「ずっと振り回されている」「急に言われても」…まん延防止措置始まる
2021/04/05 13:31
「まん延防止等重点措置」の適用初日、新たにアクリル板を設置した喫茶店(5日午前、大阪市北区で)【読売新聞社】
新型コロナウイルスの緊急事態宣言に準じた対策が可能となる「まん延防止等重点措置」の適用が5日、大阪、兵庫、宮城の3府県で始まった。知事が重点対策の対象とした6市の飲食店には、営業時間の短縮要請が強化され、客席にアクリル板を設置するなどの感染対策が求められた。準備が間に合わないまま措置初日を迎えた店もあり、戸惑いのスタートとなった。
対象地域は、大阪府が大阪市、兵庫県が神戸、尼崎、西宮、芦屋の4市、宮城県が仙台市。期間は5月5日までの1か月間で、2月に施行された改正新型インフルエンザ対策特別措置法で新設後、初適用となる。
各市の飲食店にはすでに午後9時までの時短要請が出されていたが、午後8時までに繰り上げた。マスクをしていない客の入店拒否や飛沫感染を防止するためのアクリル板の設置が求められる。各府県は従わない店に命令することができ、命令に応じない場合は20万円以下の過料を科せる。
罰則対象外だが、店には、空気中の二酸化炭素(CO2)濃度を計測して換気を促すCO2測定センサーの設置が求められ、各府県は店を見回って対策状況をチェックする。大阪、宮城両府県はマスク会食の徹底も住民に求めている。(以下略)
今日から大阪、兵庫、宮城で「まん延防止等重点措置」が適用されます。
※画像はNHKより
対象自治体は仙台、大阪、神戸、尼崎、西宮、芦屋の各市です。
今まで飲食店に時短要請をすることに注目され、
時短要請するなら協力金を払うべきだとの意見ばかりで、
肝心の感染防止の為の基本が忘れていたと感じます。
アクリル板については当ブログで度々言っているように当たり前の防止策です。
アクリル板は1年前から設置しているところはあります。
何とかして自分の店から感染者を出したくないと真剣に考えている経営者は設置しています。
飲食店だけでなく、企業でもクラスター発生は信用問題にもかかわりますから敏感に対応しています。
それを今更、急に言われても困るとか、どんなものがいいのかわからない、等という経営者たち。
今まで何をしてきたのか聞きたい程です。
あのステッカーは何だったのかと自治体や経営者に聞きたいです。
自己申告に適当な貼付。
ステッカー貼付を許可した自治体のどれだけが厳格に検査し、
更にその後も定期検査に抜き打ち検査をしたのかと聞きたいです。
飲食店も補償を求めるなら、それ相応の対応策を取るべきです。
因みに山梨県はガイドラインの意義を理解し、認証を付与しています。
やっと当たり前のことを始めたと感じます。
自治体は言うだけでは始まりません。
感染防止を徹底し、実行しなければ、ただの見せかけでしかありません。
やっとです。
今後どう変わるのか。
2週間後の新規感染者数が減っていることを期待したいです。
特に変異株が広がっていますから、生半可な気持ちでは大変なことになると
気を引き締めてもらいたいです。