公明党の山口那津男代表は4日の記者会見で、この夏に政府が目指す東京電力福島第1原発の海洋放出を巡り、「直近に迫った海水浴シーズンは避けたほうがいい」とした発言について、「(安全性の)説明のためには一定の時間も必要だ。(周辺での海開きまで)少し時間が不足しているのではないかという趣旨だった」と釈明した。同時に処理水が危険だという認識については「ない」とも強調した。

山口氏は「ALPS(多核種除去設備)処理水の蓄積は先送りできない課題だ」との認識を示し、自身の発言については「(処理水の)安全性を説明した上で、放出のタイミングを政府として総合的に判断してほしいという趣旨だった」と語った。「説明の浸透を図ることが風評を生まない前提になる」とも述べた。

山口氏は2日、選挙応援のために訪れた福島市内で記者団に「(処理水の海洋放出は)直近に迫った海水浴シーズンは避けたほうがいい」と発言。与野党内から「あらぬ風評被害が広がる」(日本維新の会・藤田文武幹事長)、「結局、安全ではない、問題があるということを認めることになるのではないか」(共産党・小池晃書記長)といった批判が出ていた。

🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃

周りの反応でやっと気づく、公明党山口代表。

こんな事を言えば風評被害に繋がると普通は思う筈。

というか野党が「海水浴シーズンを避けた方がよい」と言い、

それに対して与党が猛批判するのがいつもの流れ。

それを一応与党の代表が言うのだから呆れてしまう。

これが山口那津男氏の本音であり、それが風評被害を招くともわからない。

もしかしたら創価学会の婦人部あたりから、山口氏に「海水浴シーズンはやめてください」との陳情があったのかもと思ってしまう。

もしもそのような意見があれば、それは間違いだと説得すべきだった。

 

とにかく、山口氏の認識不足に、福島県民の事を軽く見ている証拠とも言える。

この発言が処理水を「汚染水」と言い換えて日本を攻撃している韓国に利用されなければいいが。

「日本の与党の代業も危ないと言っている」「だから海洋放出はやめるべきだ」と。

 

それにしてもここまで愚かだとは思っていなかった。

これを機会に自民党は公明党との連立解消を考えた方がよい。

そもそも創価学会の応援がなければ当選できない人は国会議員になるべきではない。

国会議員になりたければ、常に選挙区で活動し、選挙区と密に繋がり、選挙区の訴えを政治に生かすべき。

青山繁晴議員の様に選挙区を持たない議員は特別だと思っている。

選挙区の有権者や支援団体の票に頼らなくても当選できるのはあくまでも理想。

 

話が少し逸れたが、山口代表の発言は処理水放出の認識不足であり、想像力の欠如だとよく分かった。

自民党幹部は山口氏の発言を問題発言と捉え、今後の連立関係をよく考えてもらいたい。