現場では国の重要文化財・松山城がある山の斜面が崩落した。県や県警によると、木造住宅1棟が倒壊し、住人とみられる40代男性、80代女性、90代男性の行方が分からなくなった。

 松山城天守付近の道路では、昨年夏と今年6月末〜7月の大雨で斜面を支える擁壁が傾き、数本の亀裂が発生。市は復旧工事で擁壁を約20メートル撤去し、むき出しになった山肌ブルーシートで覆っていた

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 愛媛県地方はかなりの降雨量だったようです。

そして松山城下の住宅が土砂崩れの被害に遭っています。

恐らく市は避難勧告を出していたと思いますが、被害に遭った住民の方は避難されていなかった様子です。

 

見るからに危ない地域のようですが、他の住宅にお住まいの方はどうされたのでしょう。

特に被害に遭われたご家族は老夫婦と息子さんのようです。

高齢者は少しの雨でも早めに避難する様にと言われていたので残念でなりません。

もしかしたら別居の息子さんが避難の促しと手伝いで来ていたところに土砂が崩れてきたのではと想像します。

 

ではハザードマップはどうなっていたのか、と調べましたがちょっとわかり難い地図でした。

まつやま総合防災マップ 松山市公式ホームページ PCサイト (city.matsuyama.ehime.jp)

 そこでXで探すと。。。⇩ 

 

警戒杭域・特別区域に指定されていたようです。

ただ、松山市はどれだけ危機感を持っていたのかです。

現場は、斜面を支える擁壁が傾き、数本の亀裂が発生

擁壁を約20メートル撤去

むき出しになった山肌です。

こんな状態をブルーシートで覆っただけですから、非常に危険な状態だったと思います。

ですから避難勧告を出すと言うよりも、工事が終わるまで市が移住先を用意する等、

強制的にでも避難する事を薦めていたらと思います。

法的には強制できないのかもわかりませんが、それでも避難していて欲しかったです。

 

全国各地に同様の場所があると思われます。

どうか、早めの避難をする事をお願いします。