元県民局長の私的情報「前総務部長から聞いた」 複数県議、兵庫県議会百条委に証言(神戸新聞NEXT) - goo ニュース
兵庫県の斎藤元彦知事らのパワハラ疑惑などを調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の聞き取り調査で、複数の県議が告発文書を作成した元西播磨県民局長の私的情報を、前総務部長から聞いたと話していることが16日、関係者への取材で分かった。前総務部長は懲戒処分の責任者。県は地方公務員法(守秘義務)違反の可能性があるとして、弁護士に調査を依頼している。
一方、前総務部長は10月25日の百条委で、押収した元県民局長の私的な個人情報を印刷し、所持していたことを認めた。ただ、漏えいの有無については問われながらも「守秘義務違反の嫌疑を受ける可能性がある」などと刑事責任回避を理由に証言を拒んでいた。
関係者によると、百条委は16日に非公開で複数の県議に聞き取り調査を実施。4月中旬ごろに前総務部長から、元県民局長の私的情報の記録を見せられたり、話を聞いたりしたとの証言があったという。
元県民局長の私的情報とされる内容は、知事選前後から交流サイト(SNS)上で広まっており、県は第三者機関を設置して慎重に調査すると表明。元県民局長が7月に死亡したことの因果関係について斎藤知事は「私には分からない」と発言している。
知事選では立花氏は真偽不明の事をあたかも真実の様に拡散させていました。
特に悪質なのは選挙公報や政見放送で嘘と知りながらデマを訴えていた事です。
それを信じて投票した人も少なからずいたと思います。
そして元県民局長が業務用のPCに保存していたという私的文書。
副知事が元県民局長から没収したPCに保存された情報をなぜ立花氏が知り得たのか。
何十枚にも渡るプリントが県議らが受け取っていたとの話が以前からありましたが、
神戸新聞によれば発信元は前総務部長だと分かりました。
PCを取り上げ、パスワードを聞き出し、その場で間違いがないか確認をしたのは副知事でした。
ですから副知事から知事側近に広まったと考えられますし、知事も知っていたのではと想像します。
前総務部長は井ノ本氏です。
そして10月の百条委員会では「守秘義務違反に当たる可能性がある」と証言を拒否しています。
これはPC内の情報は守秘義務違反だと分かっていた事になります。
にも拘らず、印刷した上に県職員にばら撒いていたのです。
斎藤氏に不利な情報が出てきたら、斎藤擁護者たちは相手を攻撃します。
その攻撃相手は新聞等のマスメディアです。
神戸新聞は地元紙という事もあり、この問題について詳細を報じていますが、
斎藤氏を否定するような記事を書けば「神戸新聞はもうやめる」との声が広がっていました。
勿論、先日の共同通信の靖国参拝関連の記事や朝日新聞の慰安婦関連記事など、事実に反する記事もあります。
しかし指摘されれば調査し、訂正もします。
ところがSNSはいわば発言に責任を持たない多くの一般人がデマであっても拡散します。
それが一つの塊になり、異論を唱える人を猛攻撃する事態にもなります。
兵庫県知事選では新聞等よりもSNSが信用できる。との話が広まりました。
特に立花氏の発信が影響していると感じます。
しかし立花氏が白状したように元県民局長が10人との不倫話は嘘だったのです。
10人との不倫、挙句の果てには不同意性交とまで言っていたのです。
これは名誉棄損にもなるでしょうし、そもそも根拠としたPC内の私的情報が拡散された事が全ての始まりです。
そう考えると井ノ本総務部長の罪は重いです。
井ノ本氏こそ、何らかの懲戒処分を科されるべきではないかと思います。
昨日は郷原弁護士、上脇教授による公選法違反での訴えが県警と検察に受理されたとの報道があり、
立花氏は奥谷県議(百条委員会議長)への名誉棄損について県警から事情聴取されるとの報道も。
何が真実であり、何がデマなのか。
そして県知事選が公正な選挙だったのか知りたいですし、
知事が関係した事でも知事本人は知らなかったとの一辺倒ですが、
今後は今回の騒動を糧にし、謙虚にそして誠実に県政を進めてもらいたいです。
※斎藤擁護派の殆どは保守層であり反斎藤派は左翼系です。保守の私としては少々不満です。