大型連休中の5月1、2日、全国各地でマスクを着けずに屋外でピクニックを楽しむ「全国同時ノーマスクピクニックデー」の開催がインターネットで呼びかけられている。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、ツイッター上では批判が殺到。開催場所とされた自治体からは当惑の声が上がる。【油井雅和/デジタル報道センター】
開催を告知するサイトによると、「2019年の笑顔を取り戻そう」として、「日本全国一つ空の下、同じ想いの人たちが繋がり合い、新鮮な空気を吸って、素顔で笑い合い、楽しく遊びませんか?」などと参加を呼びかけている。
主催者などは不明だが、同サイトによると、開催場所は、東京(3カ所)▽秋田▽茨城▽神奈川▽埼玉▽千葉▽大阪▽京都▽兵庫▽広島▽香川▽福岡(2カ所)▽鹿児島▽沖縄――の17カ所。参加は無料で、各会場に代表者のツイッターアカウントが連絡先として公開されていた。しかし19日夜になって開催場所などの詳細が削除された。4月11日にはすでに大阪市内で開催された、との情報もある。(以下略)
ノーマスク運動をしている団体が5月の連休に全国各地でノーマスクピクニックを計画し、
賛同する人にtwitterで参加を呼びかけています。
多方面から批判の声が上がった為か、実施会場や日にちなど詳細は削除されています。
また肝心の主催団体名や連絡先もありません。
この様子だと頓挫しそうですが、もしかしたゲリラ的に開催する可能性も捨てきれません。
現にノーマスクを主張する人達が一定数いる様ですし、参加したいとのtweetも見受けられます。
屋外でのピクニックです。
狭い居酒屋での飲食より感染リスクは低いでしょう。
しかしゼロではありません。
また、このイベントでどこでもマスク無しでいいと誤解する人が出てきそうです。
飛行機でのマスク着用を拒否した人、飲食店でマスク拒否をして暴力沙汰になった人もいます。(同じ人ですが)
最近では電車内でのマスクを拒否して騒ぎを起こした人もいます。
私たちは一人で生きているわけではありません。
社会で生きているので、それなりに社会ルールを守るのは当たり前です。
「公園内ではマスクをしてください」との表示があれば守るべきですし、
公園で休日をのんびり過ごそうとしている人を不安にさせるのは慎むべきです。
因みにイスラエルではワクチン接種が5割を超え、感染者も減り屋外でのマスク着用義務が撤廃されています。
イスラエル、屋外のマスク着用義務撤廃へ 18日から: 日本経済新聞 (nikkei.com)
日本はというとワクチン接種率は1%未満とも言われています。
更には現状をみればとてもじゃないですが、ノーマスクピクニックはあり得ません。
批判が多数だからと連絡先や責任者、団体名を明記せず、参加者を募集するのは無責任です。
強い意志で開催するなら、責任者名を明記し多くの批判に答えるべきです。