【ぼくらの国会・第692回】ニュースの尻尾「外務省 “韓国に賠償しろと言います”」
「ニュースの尻尾」651回目は、韓国の元応募工訴訟における日立造船供託金問題に対する外務省の本音と対応策について、令和6年3月14日に自由民主党本部にて行われた「外交部会・外交調査会 合同会議」の様子と共にお話しております。
出演:青山繁晴(参議院議員) 三浦麻未(青山繁晴事務所 公設第一秘書)
前回の続編です
【青山繁晴:ぼくらの国会・第691回】ニュースの尻尾「韓国に弁償させよ 6000万円ウォン」 - 気になる事 blueのためいき
韓国の応募工訴訟で次々日本企業が敗訴しています。
しかし請求権協定で解決済みですから敗訴した日本企業が支払いに応じる訳にはいきません。
その様な事情を分かっているからこそ、韓国政府は窮余の策として韓国企業の寄付による財団を設立し
原告(徴用工=応募工)側に財団が肩代わりする方法で何とか収拾を着けていました。
ところが敗訴した日立造船が以前強制執行を防ぐ目的で裁判所に預けていた供託金を原告側に支払う暴挙に出た韓国。
※そもそも供託金を預けるべきではなかったと青山さん。そしてこれは日本政府が認めたのだろうと。
これは日本企業の資金が原告側に支払われた初めてのケースになったのです。
こんな事が許される筈がありません。
そして従来の「遺憾砲」でお茶を濁す様な日本政府の対応に自民党内では怒りが湧きあがり、
二つの会合で議論されました。
まずは12日に「日本の国益と尊厳を護る会」総会で議論されています。
その後、記者会見で青山代表による議論の内容の発表と質疑応答がされ、
その時の様子が前回の動画で紹介されました。
その後、青山代表が外交部会長に合同会議開催を要請し、
14日に自民党外交部会と外交調査会の合同会議で議論されたのです。
今回の動画はその時の様子を紹介しています。
自民党裏金問題に次ぎ、自民党青年局の懇親会での騒動があまりにも衝撃だったのもあり、
徴用工訴訟を巡る韓国政府のやり方があまり注目されていません。
しかしこれは今後の日韓関係を考える為に、そしていつものゴールポストを移動させる韓国の対応に終止符を打つ為にも
韓国への対応を誤るべきではありません。
外務大臣や官房長官の遺憾砲では韓国は痛くも痒くもありません。
これでは今後同じような事が繰り返されてしまいます。
そうならない為にも自民党外交部会は政府に要請をしたのです。
まずは原告に渡った日立造船の供託金を韓国政府が日立造船に戻すように要請する。
それが拒否された場合、
①輸出優遇措置「ホワイト国」から韓国を除外する
②日韓スワップ協定を破棄する。
③駐韓日本大使を召還する
もう今では慰安婦日韓合意は忘れられた感がしますが。
日本は約束通り、拠出金10億円を支払ったのに韓国側は慰安婦像は撤去されず、
それどころか韓国内外に慰安婦像が設置され続けています。
その数、韓国内150か所、海外34か所。
慰安婦 銅像、全国150ヶ所、海外34ヶ所 慰安婦 一体国のために何をしたのか? 独立運動をしたのかな? 戦場で戦ったっけ? 偽りと憎悪の象徴、慰安婦像を撤去せよ! 慰安婦 上撤去マスクかけチャレンジ(25/150) - 大田市万歳路広場 pic.twitter.com/1zsi27aXyY
— 國史正立 金柄憲 (@Byungheonkim2) March 8, 2024
いつまでも韓国に振り回され、何度も謝罪や賠償を求められたら堪りません。
お互い信頼できる関係になる為には誤魔化したり、寛容すぎる態度では同様の事が繰り返されるでしょう。
そんな関係を断ち切る為には、政府には毅然とした態度で韓国に向き合ってもらいたいです。
主張すべきは主張し、より良い関係を今こそ築いてもらいたいです。