直属機関は、党総裁である岸田首相の意向が議論に反映されやすい利点がある。首相は23日の所信表明演説で、皇位継承策の検討に言及し、「『立法府の総意』が早期に取りまとめられるよう、国会における積極的な議論を期待する」と呼びかけていた。

 皇位継承資格を持つ皇族男子は3人で、天皇陛下の次の世代は悠仁さましかおられず、皇位の安定継承が課題となっている。政府は昨年1月、皇族数の確保策として、〈1〉内親王(天皇の子と孫)・女王(ひ孫以降)が結婚後も皇族の身分を保持する〈2〉皇族の養子縁組を可能とし、皇統に属する男系男子を皇族とする――の2案の検討を求めた有識者会議の報告書を国会に提出。まずは各党で対応する運びとなったため、自民党は同月、「皇室問題等についての懇談会」で検討を始めたが、議論は停滞している。

 首相は党内議論の場を直属機関に格上げし、意見集約を目指す考えだ。

秋のライン「紅葉」

自民主導で 皇位継承策を検討すると岸田さん。

しかし議論が総裁直属だと岸田さんの意向が反映されます。

これが利点なのか、欠点なのか。。。。

 

岸田さんの考えが最良ならいいですが、そうでなければ議論が偏ってしまう懸念があります。

また、皇族数の確保よりも皇位継承者の確保が重要です。

勿論、皇族方が天皇陛下を支え、そして公務の負担を軽減するには必要でしょう。

しかしその前に皇位継承者をどう確保するかが問題なのです。

ですから内親王、女王が婚姻後も皇室に残るかどうかはさほど重要ではありません。

皆さん、名誉職として様々な公務に携わっているのは分かります。

特に今上家の公務が少ないために秋篠宮ご一家が過重なご負担を強いられていますが、

これは宮内庁の差配で減らす事も可能ですから、やはり皇位継承者確保の重要性を考えて議論してもらいたいです。

 

そう考えると皇位継承者確保の為の案は

〈2〉皇族の養子縁組を可能とし、皇統に属する男系男子を皇族とするだけになります。

しかし他に第3案があった筈です。

 

また大塚耕平さんの意見も目につきました。

いやあ、最近の国民民主党議員の意見に納得する事が多いのですが、

2年前に大塚さんが当然すぎる案を述べていたのです。

 

そうなんです。旧宮家男系男子の皇籍復帰が最有力だと思いますが、いつの間にか抜け落ちています。

 

令和3年12月22日の有識者会議の報告書に次の記述があります。(9頁:詳細は9-13頁)

houkoku_honbun_20211222.pdf (cas.go.jp)

① 内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持することとすること 
② 皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の
男子を皇族とすること 
③ 皇統に属する男系の男子を法律により直接皇族とすること

この③について、一般社会に馴染んでいるから皇籍復帰は困難だとの考えの様です。

ですから故意かどうかわかりませんが、いつの間にがない事にされているのです。

 

最近とみに「愛子さまを天皇に」のキャンペーンが活発化していますが、

皇室の事を理解しているのか疑わしいです。

天皇陛下は世界中から尊敬されている存在だと言われています。

それはなぜか。。。。

 

日本の男系男子で連綿と継続してきた皇統は稀有です。

こんなに歴史ある皇室は世界広しと言ってもどこにもありません。

 

神武天皇即位から今年で2683年です。
 
ただこれは神話の世界です。
 
実在していると分かっている一番古い天皇は仁徳天皇ですが、
 
それでも仁徳天皇即位の西暦313年からでも1710年続いています。
 
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この世界に誇る日本の皇室を現代で途切れさせていいのかです。

 世界中の王室も羨む日本の皇室を男女同権の考えで途切れさせていいのですか。

女性天皇を容認すれば、それが女系天皇へと繋げられるのは目に見えています。

 

また皇籍離脱した方々はなぜ離脱しなければいけなかったのか。。。。

それはGHQ政策の結果であり、日本国民の総意ではなかったのです。

皇籍離脱した方々の復帰に反対している人はこの経緯を知っているのかと問いたいです。

 

次世代に即位されるのは悠仁親王殿下一人です。

ですから何としてもお守りしなければなりません。

 

現職の国会議員であり、元総理が白昼暗殺される日本です。

現職の総理も白昼暗殺未遂事件に巻き込まれた日本です。

もはや日本は安全な国とは言えなくなりました。

ですから何としても悠仁親王殿下を国が守り抜く義務があります。

 

ところが皇室関係のYahoo!ニュースのコメント欄が酷い事になっています。

また女性週刊誌は秋篠宮ご一家に対する誹謗中傷を毎週のように記事にしています。

更には自称ジャーナリストまでが連日秋篠宮ご一家や上皇后陛下の中傷動画を配信していますし、

同じ様に一般人らしい人物も、そしてXやブログもそれは酷い内容です。

 

お立場上、誹謗中傷されても訴えられない皇族方ですから、

皇位継承確保を議論するなら、その前に秋篠宮ご一家の安全を確保してもらいたいです。

その為には岸田総理がこの事を問題とするべきで、告訴も考えるべきではないかと思います。

 

刑法の第三十四章 名誉に対する罪(親告罪)があり、次の記述があります。

第二百三十二条 この章の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない。
2 告訴をすることができる者が天皇、皇后、太皇太后、皇太后又は皇嗣であるときは内閣総理大臣が、外国の君主又は大統領であるときはその国の代表者がそれぞれ代わって告訴を行う。

 

岸田さんは真に皇位継承権者の確保を考えているなら、まずは秋篠宮ご一家に対する誹謗中傷をやめさせるべきです。

それを出来るのは総理大臣しかありません。

秋篠宮ご一家のお車が交通事故に遭われた事。

悠仁親王殿下の学校の机上に刃物のようなものが置かれていた事も。

これらの事を岸田さんは深刻にとらえ、そして皇位継承者をどう確保するかを真剣に考えてもらいたいです。