
拉致問題と「オールジャパン」(R3.4.5)
拉致問題解決のための団体といえば被害者家族により結成された「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」略称「家族会」があります。設立者が横田滋さん、現在は飯塚繁雄さんが会長です。
他には「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」略称「救う会」。現会長が西岡力さん。国会議員の「拉致議連」とも連携しています。
もう一つは荒木和博さん会長の「特定失踪者問題調査会」。こちらは救う会から分離した団体です。(wikiによる)
ちょっと同じような団体が複数あるのでこんがらがってきますが、横田滋さんや飯塚繁雄さんの「家族会」。
西岡力さんの「救う会」。
そして荒木和博さんの「特定失踪者問題調査会」の3団体あるということです。
荒木さんが毎日動画アップされているので活動の様子や考え方を知ることができますが、他の団体の活動の様子があまり見えてこないのが残念です。
ところで飯塚さんの団体は拉致被害者全員の救出ですが、荒木さんの団体は一人でも多くの被害者を取り戻そうとの考えです。
今日の動画ではその事についての話ですが、考え方の違いがよくわかりました。
つまり荒木さんの団体は身代金を払い、全員でなくてもいいから、少しずつでもいいから取り戻そうとの考えです。
色々の考えがあるでしょうが、私はこの考えには賛成できません。
そんなことを言っていたらいつまで経っても被害者は救い出せない、と言われるかもわかりませんが、
しかし朝鮮人の考えからしたら、ちょっとずつ小出しにして北朝鮮に都合の良い人だけを帰国させるでしょう。
お金が命。何が何でも日本から出来るだけ多くお金を取ってやろう、そんな人たちです。
更にはその身代金が核やミサイル開発に使われ、その結果日本が武力攻撃するかもわからないのです。
身代金の方法だとせいぜい帰国できるのは一桁ではないかと思います。
政府認定の被害者だけを帰国させて終わりにするかもわかりませんし、
名前が出ていても帰さないのですから、北朝鮮にとって都合の悪い人は絶対帰国を許さないのではとも考えられます。
北朝鮮の崩壊、金一族の崩壊を待つしかないのか、と思うと絶望的になりますが、
それでも韓国系アメリカ人のキム・ドンチョル氏は二重スパイの疑いがあるのに解放されています。
単純ではないでしょうが、これもトランプ氏の武力攻撃を辞さない姿勢が影響しているのではと思います。
最後に威力を発揮するのは武力をチラつかせるしかないのです。
平和主義やら核兵器禁止条約批准と言ってもそれはただの理想だとしか思えないのです。
現在の中国の覇権主義の姿勢を見ていても、10年後20年後の世界はどう変わるのかと思うと絶望的にもなります。
そんな中、北朝鮮の崩壊はその時実現しているのかどうなのか。。。
と言っても被害者も被害者家族はもう10年、いいえ1年も待てないでしょう。
ではどうすればいいのか。。。。。。
答えが見つかりません。
北朝鮮の崩壊よりも、世界にとっても中国の崩壊の方が必要なのではと思いますし、
北朝鮮の最大の後ろ盾である中国の存在がある限り、北朝鮮の崩壊も望めないと思います。