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松山・城山土砂崩れ市が23年10月に対策必要と明記 樹木計画「人命保護早期に」

2024-07-18 16:20:42 | つぶやき

【独自】松山・城山土砂崩れ 市が23年10月に対策必要と明記 樹木計画「人命保護 早期に」(愛媛新聞ONLINE) - goo ニュース

2024/07/18 09:12

 土砂崩れで3人が亡くなった松山市緑町1丁目を含む市街地に隣接する松山城城山の北側について、市が2023年10月に策定した「史跡松山城跡樹木管理計画」「人命保護の観点から早期に(対策に)取り掛かる必要がある」と明記していることが17日、分かった。「一定以上の降雨があった場合は、表面流が発生し、斜面崩壊が起こりやすい環境」とも言及している。

 市危機管理課は17日の愛媛新聞の取材に「そのような情報はうちには入っていない」と回答。後に「庁内で共有している」と訂正し「警報が出ていない中で(情報を元に)避難情報を発令するのは困難だった」と答えた。
 
■
松山城下の土砂崩れ事故で一家三人が亡くなりました。
 
場所は松山城の北東です。⇩
 
誰の目にも危険とわかる場所でした。
 
以前から地域住民の方は危険だと認識していて、天守閣の受付にも伝えていたようですから
市側も危険だと分かったいたと思います。

住民「亀裂が急拡大していた」一方、松山市は「経年劣化による軽微なひび割れと判断していた」松山城の城山で土砂崩れ 山頂付近で行われていた工事との関連は−(あいテレビ) - goo ニュース

 

また記事にある様に松山市も危険だと分かっていた筈です。

史跡松山城跡樹木管理計画 松山市公式ホームページ PCサイト (city.matsuyama.ehime.jp)

松山城調査計画書 (city.matsuyama.ehime.jp)

p158(23/52)に

防災・減災に関する留意点
第3章で記した崩壊地と倒木リスクのデータ分析及び調査結果により、城山は土砂災害や
倒木が起こった場合は、周辺住民に危害が及ぶ可能性が高いこと、また、浸透能、相対照度
及び形状比の調査結果により、土壌、日照条件ともに状態が悪く、一定以上の降雨があった
場合は、表面流が発生し、斜面崩壊が起こりやすい環境であることが判明している。したが
って、北側林縁と林内は、人命保護の観点から早期に取り掛かる必要がある。

 

また3年前の熱海土石流災害での土石流速度が時速30㎞に対し、松山は時速36㎞で、

崩落から25秒後に住宅地に到達したと推定されるようです。

昨年から危険だと言われていたのです。

せめて梅雨入りからでも、避難を強く要請すべきだったのではと思います。

それが3人の命が犠牲になったというのに市側と文化庁と罪の擦り付け合いをする始末。

勿論文化財を守るのは大事です。

しかしそれ以上に人命は大事です。

今後、同様の事故が起こらない様に各自治体は危険個所の特定と住民への説明を怠らない様にしてもらいたいです。

 

 

 


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