
今回はレゲンゴ・デ・メルガッソ・アルヴァリーニョという白ワイン。メルガッソは地名でポルトガル北部のミーニョ川に接するヴィーニョ・ヴェルデ地方にある村。村の北側にスペインとの国境の川ミーニョが流れ、すぐ東側も陸伝いの国境です。いわばポルトガル最北にあるワイナリーということになります。このメルガッソ村をGoogle Mapで検索してみますと航空写真でミーニョ川、ブドウ畑に囲まれた街並みを確認できました。
さてこのワインのですが、ブドウはメルガッソの原石とも言えるアルヴァリーニョを100%使っています。カタログには、ボリュームとエレガンスが楽しめる香り高い白。桃やリンゴのアロマ、ミネラル感も楽しめる、滑らかな味わいのアルヴァリーニョと書いてありました。価格は2,090円(税込)。これまで飲んだ中ではじめての2,000円越えのワイン。そして少し細身のスマートなボトルは贈り物にしても喜ばれそうです。飲んだ印象は、さらっとした白ワインが多い中、カタログの通りボリュームと深みが感じられ、私のなかでは高評価の白ワインでした。
ワイナリーのあるヴィーニョ・ヴェルデ地方はミーニョ川を渡ればスペインの地。あの巡礼の旅の終着地で有名なサンティアゴ・デ・コンポステーラまでは100㎞位の行程です。キリスト教徒ではないのですが一度は行ってみたい場所の一つ。これならポルトガル旅行のついでに少し足を延ばせば行ける距離です。今は机上での妄想旅行しかできませんが早くコロナ禍が終息するのを祈るばかりです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます