北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

どん臭いヤツ

2016-01-27 22:00:04 | 日記
今日は退院後初めての診察日。

仕事が休みのスリスリは付き添うと云ってきかない。
普通に考えると「何と優しい娘」と思えるかも知れないが、病院の帰りに蕎麦の名店、竹老園へ寄るであろうことを見越しての付添だ。
だから、私が一人で行くと云っても必死の形相で付添うと宣言する。
ルンバと二人、蕎麦が食べられると云うのでニコニコ嬉しそうだ。


受診機に診察券を入れると番号札が出てくる。これが今日の私の患者番号だ。
今は個人情報が守られるので、基本的に患者名で呼び出しを受けることはない。

番号で呼ばれ尿を提出し、後は待合室の椅子で診察室からの呼び出しを待つ。
パネルに患者番号が表示されるので、あと何番目に呼ばれるか予想できる仕組みだ。

しかし、ドン臭いヤツはどこにもいるもので、いくら番号で呼んでも返事をしない。
「誰なの?」と云う顔をして澄ましているので、仕方なしに名前で呼ぶと
「あら、私だ」と呆け顔で立ち上がる。
こう云うヤツが診察時間をロスさせるので、予約時間が間延びしていく。

もう、あと数人で呼ばれると判った時点で診察室の真ん前にスタンバイするのだが、ドン臭いヤツは番号を呼んでも付近には見当たらず、
不在じゃないのかと皆がキョロキョロしていると待合室の端、地平線の彼方からラクダにでも乗っているような足取りでユックリ ユックリおいでになる。

私は、もうイライラの限界なので、尻を蹴っとばしたいのだがグッと堪えて睨み付ける。
もちろん心の声は (てめぇ、さっさと歩かんかい)