北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

高速道路

2016-02-22 21:42:57 | 日記
皆様の住んでいる都会では珍しくもないかも知れないが、やっと私の町まで高速道路が延びてきた。

一年ほど前に、隣町の白糠にインターが出来、周辺市町村が集まってお祭り騒ぎをやったのだが、このインターへは40キロ走らなければならなかったので、実際にはかなり不便だった。

それが、自宅から15キロのところまで高速道路が延びてきて、インターチェンジが 3月12日に開通することになった。
道路標識の白く覆われているところには 「インター」の字が入るに違いない。



生きている間に高速道路が繋がるなんて夢のようだ。

私にしてみたら、遠い600キロ彼方の函館まで行かなければ乗られない北海道新幹線なんかどうでもよい。乗ってはみたいが違う国の話みたいに思える。


亡父に「高速道路が出来たよ」と云ったら きっと「嘘を云うな」と怒るに違いない。
そんな両親を車に乗せて高速道路で札幌へ連れて行くことができないのが、本当に残念だ。

そう云えば、祖母が亡くなったのはアポロ11号が初めて月へ着陸する少し前のことだった。
あの時も、仏前で「お婆ちゃん、人間が月へ行ったよ」と教えてあげたのを憶えている。

きっとお婆ちゃんは、「嘘云うんじゃないよ、月にはウサギさんがいるんだよ」と孫の私を叱ったに違いない。

月に行くことはできないが、高速道路は開通と同時に何度も走ってみて、「その時」がきたら両親にも祖母にも話して聞かせてあげよう。



嬉しいなぁ、高速道路。
また帯広まで走って 絶対に豚丼を食べよう。

嬉しいなぁ、高速道路が やっとつながるんだよ。