北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

愛と誠 (真)

2016-02-09 20:56:10 | 日記
今日は一日寝ていた、いや今日も一日寝ていた。風邪がひいてくれない。

朝食後、ベッドで横になり真面目な病人となった。

昼前、どうも外の様子が違うのでカーテンの隙間から覗いてみたら少し雪が降ったようだ。
居間へ行ってみると 仕事が休みのテルテルが見舞いの桜餅を持って来ていた。

良く見ると皆が 笑顔でホットケーキを食べている。
テーブルの上には 少し小さめのが焼かれて出て来たので自分の陣地に引き寄せた。

具合は良くないが、食い物は何とか食える。
喉をゼーゼー云わせながら蒸気吸入器の前に座りスーハーしながらホットケーキを食べ、桜餅も腹に入れた。

薬を飲み、真面目な病人はまたベッドに入ったのだが、もう眠れないだろうと思いながらも眠れてしまうから不思議だ。


そして夕方に目覚めた。

何と雪が小雨に変わっていた。2月の雨。

最も寒いこの時期に雨が降るなんて異常だ。少し湿度が上がって風邪のウィルスを駆逐してくれることを祈りながらトイレへ行ったのだが、さすがに寝疲れてフラフラする。

キッチンでルンバが夕食を作っているようだ。

ヨタヨタしながら覗いてみると どうやら私専用に小さな土鍋を用意して「鍋焼きうどん」を作っているらしい。

私だけ別扱い。
もしかして・・・・これは 愛? 愛なのだろうか?

他のみんなは 何を食べるのだろうかと思ったら、大鍋に 同じ うどんを煮ていた。

と云うことは、もしかして 隔離?
本当は 愛ではなく 隔離?

風邪をうつされたく無いから 私だけ別扱いなのだろう。
でも お礼にチュッをしようかと云ったら、強く拒絶された。

少し萎れて気落ちした病人は 再びベッドへ潜り込んだ。