島原半島を巡ることにした。
正面に見えてきたのは、多分 普賢岳だ。
普賢岳と云えば思い出されるのが26年前に発生した大噴火と火砕流だ。
だから普賢岳のある島原半島を周るのも 実はオッカナビックリなのだが、景色と食い物に惹かれて一周することに決めた。
先ず向かったのは愛野展望台。昭和天皇が3回も訪れたと云う名所のようだ。
展望台の標識を見つけて山側へ向かった。展望台と云うからには高い所にあると思い込んでしまった間違いだった。
どんどん坂を上がっても畑だけで何もない。
引き返すのも腹立たしいので どんどん上がっていたらいつの間にか下りになり目の前に海が見えてきて半島を横断してしまった。
半島を一周する予定が横断してしまった。
案内標識の不備に腹を立てたまま島原市へ到着。目的は島原の乱が起源とされる具雑煮だ。
食い物を腹に入れないと このイライラした気持ちは収まらない。
イオンに車を置き、徒歩で島原城を目指した。
桜に彩られた城はなかなか美しい。だが景色で私のイライラは解消されない。
観光案内所で姫松屋の場所を訊いて暖簾を潜った。
携帯を確認すると、リホームのために実家へ戻ると云っていた高知のTさんからメールがどんどん入っていた。
「実家へ戻ったよ・・・・・。」
「九州から四国へフェリーがあるよ・・・・・。」
これから長崎を経て山陰、能登半島を走る予定だった私の心は大きく揺れた。
★番外編
午後から雨になるらしい。
だから昼前に右京さんスタイルで家を出た。
今日は頑張って よつ葉の交差点から先をジョギングで頑張るつもりだ。
交差点を渡ると最初から緩い登り坂なのだが、気持ちを入れ替えて走り始めた。
階段昇りとジョギングでは どうやら似たような筋肉を使うようだ。
交差点を曲がる時、大をモヨオシテきたが、右京さんベルトで外からギュッと押さえているような感覚なので少しだけだが余裕だ。
だから走ることのみに集中できホイホイとセブンの交差点を渡り自宅まで生まれて初めて3.2キロの距離を走ってトイレへ駈け込んだ。
3.2キロも走るなんて私には生まれて初めての快挙だ。
春採湖一周が4.7キロだから、もう少し頑張れば もしかしたら湖一周も夢ではないのかも知れない。
その為には、先ず右京さんベルトをもう少しキツクした方が良いかなぁ・・・・・