このオッサンに「来て欲しい」なんて云う人は そうは居ない。
それだけでも嬉しいことなのに、その相手が何度か逢ったことのある仲良しのTさんなので無視するわけにはいかない。
数日前、宇和島で逢ったKKさんの言葉が蘇った。
「別府から八幡浜までフェリーが出ているよ」と云う言葉だ。
門司から120キロ先の別府港まで走り16:45のフェリーに乗れたら八幡浜到着が19:30だ。
八幡浜の安ホテルを探して予約し、高速を飛ばした。
フェリーで九州から離れるとは思っていなかったけれど、感慨に胸を熱くしている間もなく左舷に灯台が見えてきた。
同船している方が「佐多岬灯台だよ」と教えてくれた。
あの四国の西側に細く延びている佐多岬の端と云うことだ。
しばらく岬を眺めていたのだが、まさかこの直後 この岬を走ることになるとは思っても見なかった。
八幡浜へ入港しKKさんに「また来たよ」と電話したらスッ飛んできてくれた。
彼女とはこれで二回目のランデブーだが、もう大の仲良しだ。
太陽が沈む前にと云うことなのだろう、私が船から眺めていた佐多岬を走ってくれた。
岬の先端までは無理だったけれど、途中で眺めた立派な橋の下には彼女が良く遊んだ海岸があるとのことで 今度は海辺から沖を行くフェリーを眺めた。
♪みかんの花が、咲いている♪ と奏でるメロディー道路は強く想い出として残ったし一緒に食べた夕食も美味しかったなぁ・・・・・
★番外編
小学6年の孫が最後の運動会だ。雨で一日順延したものの沢山の人を集めて開かれた。
かなり強い風が吹いていたが砂埃が立たないのは前日の雨効果だ。
寒い中モコモコを来た家族の前で元気に走る子供たちに沢山の声援が飛んだ。
Tは、何と徒競走でブッチギリの一位。感心するやら驚くやら(笑)
借り物(人)競争では「美人のお母さん」と云う言葉に 自分から名乗り出て走り出す図太い「そうでもない」お母さん(笑)
少し日焼けしてもう見ることはないだろう運動会を一日中楽しんだ。