北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

許して下さい

2018-12-08 17:45:20 | 日記
夜半から雪。
カーテンの隙間から覗いて、「雪よ、やめ。溶けろ」とハメハメ波を出したのだけれど全く効果が無く、街灯の灯りの中チラチラ降り続ける雪を見て(あぁ、これは雪かきすることになるだろうなぁ・・・・・) と覚悟した。



起床して居間へ下りると、ルンバもスリスリも頭に汗止めのタオルを巻いて既に臨戦態勢。気合十分だ。

「お父さんもヤル気があるなら腰痛ベルトを忘れないで巻いてね」と言い残して出て行った。

「ヤル気のないお父さん」は仕方なしに腰痛ベルトを巻き、朝食を諦めて冬用ウォーキングのお気楽な服装で手袋をつけ、滑り止めの付いた冬用のショートブーツで外へ出たのだが、早速「どうして長靴を穿かないの?」と怒られた。





サラサラの粉雪だったのに、時間が過ぎると少しずつ固まり、そして重くなる。

既に女性二人の力で半分は除雪が終わっていたが、ヤル気のないお父さんもブラシを持って車の屋根に載った雪を払落とし、張り付いたガラスの氷を削った。

「もう良いんじゃないか? もう良いよね」と云って家へ入りテレビの前。

一番後に出たのに早々と家へ戻った私に、身体中からモワッと湯気を出した女性達は「お父さん、ご苦労さん。大丈夫だった?」と労りなのか皮肉なのか判らない声を掛けて汗を拭った。

午後、一時やんでいた雪がまた降り出した。
せっかくの雪かき跡を埋めて、どんどん降り積もるボタン雪に許しを乞う私。

暗い中「さあ、もう一丁頑張るかぁ」と気合を入れ直しているのは女性二人。





「ヤル気のないお父さん」は、また引き摺られるように項垂れて外へ出た。