数日前、眠っていて突然胃液が逆流した。
吐き出さずにはすんだが、気持ちの悪い朝を迎えた。
胃の入口、食道との接続部にある輪ゴムのような筋肉が老化で緩んだのだろうか。
実は10年以上前から胃酸を抑える薬と云うのを処方されている。
こちらからは何も云わないのに何故が処方薬に加えられた。
つまり老化すると、この食道と胃の接続部である噴門部が緩くなり逆流する人が多いのを見越しての処方かも知れない。
胃液が逆流すると食道炎になる。さらに繰り返すと食道癌を発症する危険性が増す。
胃酸を抑える薬を飲んでいるのに逆流するのだから、これは困った。
主治医に相談して薬を変えるか量を増やしてもらうかを考えたが、その前にやって置くことは無いだろうかと色々考えた。
本当は逆流しにくいように頭側を少し持ち上げたベッドに寝ると良さそうな気がするのだが工作は苦手。ナナメのベッドでは寝苦しいような気もする。
そこで閃いたのが牛乳。
胃酸は強烈な酸だから、逆にアルカリを飲んで中和すれば良いのだ。
それで毎日風呂上がりに牛乳。多分荒れていた噴門部もアルカリで中和されたようで3日ほどで症状が消えた。
以来、毎夜寝る前にコップ一杯の牛乳。
本当は、直接人乳を飲む方が良いような気がするが、身近に提供してくれそうな人がいないので、牛さんで我慢するしかない。
しばらくの間、これで様子をみよう。
薬を増やされるよりは良いだろう。