今日は久し振りに天気が良くて暖かい。
今のうちにと思ったのかどうかは知らないが、ルンバが突然居間のカーテンを外し始めた。どうやら洗濯するようだ。
窓が大きいのでカーテンも大きく重い。
PCの画面を眺めていた私は、高い所で思いっきり手を伸ばして頑張っているルンバに「オレも手伝うよ」と云った。
思いがけなくも、自分の口から出た優しい言葉に自分で感激しウルッ(;_;)。
カーテンをレールから外し金具を取って大きな洗濯ネットに入れる時、金具の付いていたヒダの多い部分が洗剤に触れるようにと外側にしてたたみ、ルンバの広げているネットに入れたら、「意外とシッカリ考えているんだねぇ」と褒められ少し天狗になる私。
有頂天の私は、洗濯している間にガラスを磨くと申し出た。
ルンバは、「汗をかくから脱いだ方が良い」といちいち小言。
面倒臭くなった私は全部脱いでスッポンポンになりガラスクリーナーを手に居間のガラスの内側に仁王立ち。
ルンバは焦って「そこまで脱げとは云っていない」「近所から変態と思われて通報される」と叫ぶ。
「自分の家で裸になって何が悪い」と開き直る私。
「家では誰だってパンツを脱ぐことはあるだろう」と続けるがルンバの強い説得でパンツだけは穿いた。
力を入れてガラスを磨き終えた頃カーテンの洗濯が終わり、吊した状態で自然乾燥させることにして、濡れたカーテンに留め金具を差し込む。
重いカーテンを持ち上げてくれているルンバの指示に従いカーテンレールの穴に留め金具を入れるのだが、上向きの作業はなかなか辛い。
「そこの穴じゃ無い、その隣の穴にいれて」と下から命令が飛ぶ。
アレッ・・・・・これと同じような言葉を若い頃に聞いたような気がする。
「その穴じゃ無い、そのトナリ・・・・・♥」