最近、月曜日が待ち遠しい。
菅田将暉主演の「ミステリと言う勿れ」が入るからだ。
久能整(くのう ととのう)と云う変わった名前の大学生。
整(ととのう)と云う名前に誰もが(何それ)と思うが本人はそう云う視線に慣れていて最早何とも思わない。
殺人事件の被疑者として任意同行され取り調べを受ける中、強い抵抗をするでもなく淡々と持論を展開する。
刑事に突然「奥さんとは上手くいっていないんですね」と云う彼。
だってね・・・・と鋭い観察眼で刑事の家庭での現状を次々と暴露し煙に巻く。
先輩刑事に怒られ走りまわる新米女性刑事には「こう云う点に違和感を覚えませんか?」と操作の手ほどきをする。
早く帰宅したい被疑者が取調室でだらしなく座りながら逆に刑事を動かす展開に視聴者はニヤニヤしてしまう。
実写化に迷っていた原作者の田村由美さんは、完成した第一作目を観て涙を流したと云う。
彼女が主演の菅田将暉に贈った言葉が素晴らしい。
「あなたが、整(ととのう)です。」