今日から2月、待望の2月だ。
何云っているんだオメェ、まだ1月だ。
爺さん、ついにボケてきたのかと云う人がいると思うが、寝室の壁に掛けてある老眼のオレでも見える大きなカレンダーの1月を剥がしたのだから、オレには2月なのだ。
文句はあるまい。
年金生活に入ると息子や娘から「ハイ、美味しいものでも食べてね」と云って、お年玉を渡されるかと楽しみにしていたけれど、そんなことは一度も無くて逆に孫を連れてきて私の財布は薄くなる。
敬老パスなんてのが支給されてバスは無料で乗り放題とか、色々な施設の入館料も割引になるハズだったのに、忘れられたように「一般」に組み込まれ一人前の料金を請求される。
敬老パスは、何処へいった。いつ消えた。
だが、そんなものはどうでも良い。
灯油代も電気料金もガソリン代も上がって、私の財布から出て行くお年玉の2倍も3倍も強制的に奪っていく。
冬が好き、雪が好きなんて云うヤツは頭がおかしいとしか思えない。雪の中に埋めて踏んでやる。
だからカレンダーを誰よりも早く剥がして私だけは今日から一足早い2月。
嬉しいなぁ・・・・・・大嫌いな1月が終わった。