北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

抜け殻

2015-12-26 21:12:16 | 日記
年賀状を出した途端、大きなプロジェクトを成功させたような満足感に浸り「抜け殻」のようになってしまった。

それでもウォーキングだけは頑張ろうと気合を入れて家を出た。

しかし、しかし寒い。

筋肉が動くと温まるハズなのに冷え切った大気は「抜け殻」から直ぐに根性と気力を奪い取り、町内のツーブロックを進んだだけで方向転換。
新雪に足跡だけを残してまるで忘れ物でもしたかのように自宅へユーターン。



急に帰宅した「抜け殻」は 約1時間の予定でウォーキングに出た旦那の留守中に一人ノンビリしようと目論み、
テレビの前に陣取っていたルンバに不審者と間違われて悲鳴をあげさせた。


あまりにも寒かったので温かいものが食べたくなり今度は車で家を出た。

こんな日はラーメンだろうと思っていたのだが、今朝見たRさんのブログに「天とじ蕎麦」が並んでいたのを思い出し
誘われるように蕎麦屋へ方向転換。



蕎麦屋の近くでは小学生のスケート大会が行われていた。



私が町内を少し歩いただけでユーターンしたのに、寒い中 子供たちは元気だ。







ピカピカの氷の上を滑走する小学生を頼もしく思いながら、寒さに弱いオッサンは 数分で車へ逃げ込みヒーターの恩恵に浸った。



その気にさえなれば

2015-12-25 22:43:04 | 日記
スリスリからは毎日「まだ出していないの?」と云われている。
そう、年賀状のことだ。

裏面はスリスリが印刷してくれたのだが宛名書きが全く進んでいない。
今日も出勤前に私の所へ寄って年賀状を手に取り、私のハートにグサリとイヤミの楔を刺していった。

ギリギリにならないと動き出さないのが私の悪い癖なのだ。テスト勉強だって切羽詰まっての一夜漬けばかりだった。夏休みの宿題は、最終日に親も総動員して必死に仕上げた。


ルンバとスリスリは、こんな私を待たずに自分達が書いた年賀状だけを投函した。

喪中の人を確認するのが面倒で手を付けなかったのだが、もう今日を逃すと年内にはヤル気が出ないと自分を追い込み、やっと年賀状のソフトを立ち上げた。

一度その気になり腰を上げるとサッサッと片付けるのが私の良い所だ。
ホイホイと1時間もかからずに年賀状が完成。

そのままポストへ直行して一件落着。
これで肩の荷が下りた。

あとまだ 年内にやらなければならないことが色々と残っているが、長椅子に寝転んで毛布を被り 一応考えながら目を閉じた。

食え食え パーティ

2015-12-24 23:21:21 | 日記
今日はクリマスマス イブ。

数日前から自宅のあちらこちらにスリスリが飾りつけをしている。

例年私がやることと云えばケンタッキーチキンの予約程度。
それ以外のものはルンバとスリスリとテルテルが相談している。

とにかく夕食はカロリーを気にしている私にも「食え、食え」と指令が飛ぶに違いない。
だから、昼のうちにウォーキングに出て 真面目にジョギングも頑張った。

ジョギング効果か最近血圧が下がり すぐに瞼が重くなる。

夕方から横になって目覚めたら部屋はパーティムードになっていた。

「食え、食え」パーティが始まった。

寿司の皿が空になると、次はエビフライにトンカツが登場。
それが空になると、ポテトにチキン。

もうイラナイと白旗を上げているのに、ケーキが登場して蝋燭に火が灯された。
「ケーキは明日食べる」と言ったのだが、不味くなるよと言われて無理矢理口に押し込んだ。

一段落してパーティは終わりと思ってはイケナイ。
これからマイクを持ち込んだテルテル主導でカラオケ大会が始まるのだ

ルンバの名前の由来となった調子の外れた「コーヒールンバ」は何回聴くことになるのだろう。

私のAKBは振付が未完成だけれど・・・・下戸なのに酔ったフリの勢いでマイクを握ろう。

寒々とした 朝

2015-12-23 22:03:42 | 日記
今朝は、思いっきり冷えた。

布団の中に居る時は電気毛布のダイヤルを一つ上げる程度でガマンできたが、
起きてみると家の中なのにヒンヤリ感が半端ではない。

放射冷却らしいが、灯油をケチったショボイ暖房では効果が感じられない。

気合でパジャマを脱ぎ、急いで部屋着に着替え、さらにモコモコを重ね着していたら、せっかく着替えた部屋着を洗濯するからもう一度脱げと云うアノ方の声。
まるで三途の川にいると云う奪衣婆(だつえば)のような冷たすぎる仕打ちだ。

ここで逆らうと一日が地獄になるので、少し温まった部屋着をもう一度脱いでアノ方が持参した冷えきった部屋着と交換した。

その様子を常に100%アノ方の見方をするスリスリが朝飯をとりながら「文句を言うんじゃねぇ」とでも言うようにテーブルの向こうから閻魔の視線で見下ろす。

だから冷え切っているのは気温だけではないように感じられる。

牛乳をいつもより10秒長めにチンして少しだけ心を温めた。


さて、今日こそはと頑張ってウォーキングに出た。

降雪して1日過ぎたので少しだけ雪が踏み固められている。
人家が全くない高専裏の歩道に付いた足跡は、全て私よりマジメにウォーキングしている人達がいたと云う証(あかし)だ。

かなり歩きにくい雪道を進むのは疲れる。

前をゆっくりと行くのは年上と思しき男性。
時々大きな紙を広げながら確認しているのは、カラオケの歌詞でも暗記しているのかも知れない。

しかし、ゆっくり歩くその方が道を譲ってくれたので、挨拶を交わしながら追い抜いたのだが、何と手にしていた紙に書かれた文字は大きな筆字の般若心経らしい文字。
信心深いこのような方は、奪衣婆に服を剥ぎ取れらるなんてことは経験がないだろう。

罰当たりな私は、寒さに負けないようにとマッチやAKBを聴きながら高専裏を歩き、走った。

除雪の鬼

2015-12-22 21:55:24 | 日記
積雪ゼロだったのに、昨夜から雪がチラチラ舞っていた。
そして今朝、外は見事に一面の銀世界。

降雪量は、幸いにも足首程度のようだ。
この位なら数日で溶けると信じる「自然派」の私。

居間へ下りてみると、既にルンバは汗止めのタオルを巻いて江戸時代の火消しのように ヤル気満々だ。
軟弱な「自然派」の私は、部屋の隅で小さくなって朝食をとった。

外へ飛び出した「除雪の鬼」ルンバを横目にパソコンの部屋へ逃げ込んでみると、何と椅子の上に私の腰痛ベルト(コルセット)がきちんと出してあった。

「パソコンで遊んでいないで さっさと出てこい」と云う無言の圧力だ。

まあ、ウォーキングもできないし脂肪を燃焼させるために少し頑張ってみるかと ベルトをグイッと巻いて外へ出た。



黙々と「ママさんダンプ」を押して頑張るルンバは SLのようだ。

その気合に押されて私も雪を運ぶのだが 5回も頑張ると疲れるし飽きてくる。

ルンバは余力があって隣の車庫前や近くにあるゴミ捨て場の雪まで運んでいる。

最近 ドスコイ体型に身体ができあがり、しゃがんだ途端 タイツの尻が大きく裂けたと嘆くスリスリも脂肪を燃やそうと除雪に参加したので私は適当にサボることができた。



町内のあちらこちらで雪かきが行われているが、新聞配達の足跡もなく除雪の痕跡がない家は空き家なのだろう。そんな家がブロックに一軒はある。



団地の中にあった商店や寿司屋も閉店した。

少しずつ寂しくなる団地の道を郵便局のバイクが軽業師のように走り抜けた。