北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

冬眠から覚めた熊のように

2019-04-21 21:32:44 | 日記


今日はジュニアにタイヤ交換をお願いしてある日だ。

約束の時間に遅れないようにとスリスリの車と2台、指定の場所へ急いだ。



御指示通りに車を進め、後は手慣れたジュニアがウイーンとタイヤを外している間、車に積んできた夏用タイヤを下ろして袋から出しコマネズミのようにキビキビ動く。

「腰が痛い」とか「重い」なんて弱音を吐いている余裕は無い。
とにかくジュニアのスピードに合わせ、ワイパーも冬用から夏用に代えて外した冬用タイヤを袋に入れて車に積み込む。

これをスリスリと2台分頑張り、丁寧にジュニアにお礼を言って自宅へ戻り車から降ろした冬用タイヤを物置にいれた。

これで恒例行事は終わりなのだが、せっかく汚れても良い服装をしているので長靴に履き替えて洗車することにした。

久しぶりに、サビの原因となる貼り付いた鉄粉も落として今度こそ終了。



着替えた服はルンバが次々と洗濯。
完全に冬が終わった気分だ。

冬期閉鎖されていた摩周湖への道路も全線開通したし、知床峠もそろそろ開通する頃だ。





冬眠していた熊が目覚めたように「旅の虫」が騒ぎだした。
10連休が終わって世の中が静まった頃、北海道内をウロチョロしようかなぁ・・・・・

その時

2019-04-19 21:29:07 | 日記


今日は体調が少し悪い。
軽い胃腸症状が出ている。

元気なのはルンバだけ。
私はいつものように命令に従いリサイクルゴミを出した。

昨日はかなり暖かかったのに、今日は少し戻ったようで寒い。
明日は雪が降るかも知れないと天気予報が告げていた。

そう云えばルパン三世の作者、モンキーパンチ氏が亡くなっていたと報道されていた。彼の出身地は、私の町から東へ車で1時間半程の浜中町だ。



最近、彼の顔をテレビで見る機会が増え、あまりにも普通のオッチャン顔に驚いたのだが・・・・・他人のことは言えないけれど・・・・・その彼が亡くなっていたなんて、シヨーケン以来の驚きだ。



ここ数年、モンキーパンチ氏は浜中町霧多布で行われるルパンのイベントに何度も足を運んでいたようで、5年ほど前にそのイベントへ行ってみた時、会場の中を役場の職員風の人と一緒に歩いていたオッチャンが、今にして思えばモンキーパンチ氏だったような気がしてならない。

会場にはキーホルダーなどのグッズが売られていて何点か購入したように思うが、私の興味は会場の入口に置かれていた峰不二子の等身大パネル。

売り物なら多少高くても絶対買ったのに、残念ながら売り物では無かった。







今度モンキーパンチ氏と逢ったら「峰不二子の抱き枕を作りませんか?」と云ってみるつもりだったのに、それももう果たせないのだろうね。

年を重ねると死ぬのも普通の事として昔ほど怖くは無くなってきた。
癌を宣告された時も他人事のように聞いていた。

先日ジュニアに「今度買い替える車が最後に乗る車になる」と云ったら
「最後に乗る車は霊柩車だろう」と云われて、「そうか そうだなぁ・・・・・」とその日がそう遠くないことを思った。

できれば霊柩車に乗る時には不二子ちゃんの抱き枕と一緒が良いなぁ。



不二子ちゃんの美乳に挟まれた私の最期の顔は、きっと嬉しそうに微笑んでいるに違いない。

使い捨ての便利な道具

2019-04-18 21:00:38 | 日記

ルンバがどこからかパイプ式のハンガーを2つ、ソファーでゴロンとしている私の前へ持ってきた。

(何? 何?) と思うのだが知らんぷりの私。

その姿を見て彼女のオネガイ攻撃が始まった。

「金属のパイプを締めているプラスチックの部品が回らないのぉ~~❤」
何かオネガイがある時だけ語尾に付く❤マークが目の前をチラチラと飛ぶ。



その手は食わんと不機嫌な顔を崩さない私。

重い服をドッサリ掛けたので負荷に耐えられず、パイプの片側だけが下がり、本来床面と平行になっているはずのパイプが斜めになっている。

オンナが着飾るのはオトコに抱いて欲しいからだろうと思うのだが、何故か服を次々と買うルンバ。

「着ない服は捨てたら・・・・・」と云ったら、「このハンガーに掛けていたのはお父さんの礼服とかスーツだよ」と云われてギャフン。

仕方なしに思い腰を上げてプラスチック部分の締め具をデヤーッと回転させて緩めようとするのだが、びくともしない。
この頑張りで血圧が50は上がったと思うのだが手が痛くなるばかり。

ヘロヘロなって一時休戦。この年になっての血圧上昇は命に係わるからだ。
ルンバはゴム手袋を出してきた。これを使って再チャレンジしろと優しそうな鬼の目が云っている。

それを使っての奮闘も虚しく二回目の休戦。

色々と考えた末、工具箱の中にパイプレンチがあるのを思い出した。



今度はこれを使ってデヤーッと掛け声。途端に動いた締め具の感触。
「お母さん、動いたよ。弛んだよ」と云った途端、「やったぁ~~」と嬉しそうな声。

と、同時に私の役目は終了。

部屋の中に漂っていた❤の気配は消え去り、重苦しい疲れだけが残った。

火事、火事、火事

2019-04-17 20:30:15 | 速報


急に気温が上がった。
一日の最低気温からマイナスの記号が消え、最高気温は18度。
夏だ。春ではなくて、北国では夏の気温だ。

フキノトウも出遅れた感じで恥ずかしそうに顔を出した。

そんなノンビリとした空気の中、ルンバのスマホにテルテル所長から着信。
私の団地で火事が起きていると云う連絡だ。

数日前に近所で一軒の家が半焼したばかりなのに、また火事?

ルンバと一緒に二階の窓から見回すのだが煙も炎も見えない。それにサイレンの音も聞こえない。聞こえるのは市議選の選挙カーの音だけだ。

それでも普段はあまり人が歩いていない脇道を同じ方向へと進む人がいるのは、それだけで異常な光景だ。

外へ出て歩き出したところをミニパトに追い越された。ミニパトが行く方向に何かがあるに違いない。

団地の最奥の通りに停まっている消防車を発見。緊迫感は無いが少しだけ人が集まっていた。



顔も名前も知らない人同士が集まっての情報交換会。

それによると、お婆ちゃんが可燃ゴミを市で定められている袋に入れるのをケチって自宅裏の河原で燃やしていたところ、強い風に煽られて燃え広がったらしい。



火は、家に届くギリギリの所で消火できたようだ。





家族には止められていたのに頑固者の年寄りが招いた惨事だと、火災が発生した近くに住む私好みの、多分未亡人が教えてくれた。

「こちらの方が良く見えますよ」と案内してくれた場所でしばしの歓談。
このまま「お茶でも飲んでいって❤」なんて誘われたら断りにくいなぁ・・・・・なんて思っていたのだけれど。





そして午後。ルンバとスリスリを乗せて買物の帰途、「あの煙は変だ」と云うルンバの声に反応してユーターンし国道に入ると大渋滞が発生中。



スリスリがスマホで確認すると国道沿いの鳥取大通り1で火災の情報を得た。
早速近くのスーパーに車を置き、現場へ急いだ。





焦げた臭いに異常を感じた近隣の住民が通報したらしい。





火元は空き家でシャッターが閉じている所をみると、昔は何かの商売をやっていたようだ。







情報をスマホで確認していたスリスリが30分前頃に、今燃えている家の600メートル北にある昭和2丁目でも火事があったことを発見。

これは・・・・・もしかしたら放火?
その詳しい情報を得ようと、もう一度好みの未亡人を探したのだけれど・・・・・


神様の御用人

2019-04-15 17:00:17 | 日記


読みたい本があって図書館へ行って予約したのは2月の初め頃だろうか。

先に誰かに借りられていて仕方なく予約したことは憶えているのだが、時が経つと何を予約したのか忘れた。

私の前に同じ本を2人程予約されているので少し遅くなる、と聞いたような気はする。



何を予約したんだろうねぇ・・・・・

予約したことさえ記憶の外に消えそうになった昨日、図書館から連絡が入った。

予約した書籍名を訊かれたらどうしようと思いながらカウンターへ行き、
「先ほど予約本の電話を頂いた●●です」と云うと奥の棚から取ってくれたのがこの本「神様の御用人 8」



(あぁ、これか) と当時の記憶が鮮明になった。

最初シリーズものだと知らずに読み、面白いので続編があるのか検索し、2~7巻を見つけて一気に全部借りたのだった。



その本を返却する時に、さらに続きの8巻目もあると知り予約したのだ。

私の他にも読みたいと思う人がいるのだから、やっぱり面白いのだろうね。

内容は詳しく書かないけれど、色々な神様の悩みを「御用人」に選ばれたフリーターの若者が相談にのって解決していくと云うものだ。

神様は、頼られて、信仰を得られて、大切にされて、崇められて、それで力を得るのだそう。

誰からも頼られなくなるとヤル気を失くしグッタリする所なんかジェームスに似ていなくもない。

8巻を借りた時、私の後にもう一人予約待ちの人がいるのを知った。

だから途中まで読んでいた本を後回しにしてこの本を必死になって読破して翌日返却に行った。

カウンターで「まだ私の他に予約している方がいるようなので、この本だけ先に読んで返しに来ました」と云ったら、係の人がとても喜んでくれた。



その笑顔を見ただけで力を得た気がする。
畏れ多いけれど神様も似たような気持ちになるのだろうと実感できた。

私も力を得たから、今夜なら少しは頑張れる気がするのだけれど・・・・・ね(*^。^*)