北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

カニが欲しくて

2019-04-13 21:06:00 | 日記


納沙布岬を出て根室半島を半周し、根室市街へ戻った。

途中にあるものに、何から何まで「最東端」を付けて喜ぶスリスリ。

最東端の小学校、最東端のコンビニ、最東端の介護施設 等々。

考えてみるとルンバがオチッコしたのは、最東端のトレイだったかも知れない。



スーパーに寄ってカニを探したが小粒の花咲ガニが2杯しか無かった。
国道沿いにあるカニの看板が掲げられた店は全てシャッターが下りていた。

偶然見つけた「大坂漁業株式会社」は、もしかしたらテニスの大坂なおみ選手のお爺ちゃんの会社だろうか。



根室駅前に数軒カニ屋さんがあるのを思い出して行ってみることにした。



ところが全部シャッターが下りていて寂しい状態だ。

もしかしたらカニの旬から外れているのかも知れない。



釧路に住みながらカニを滅多に食べないので詳しくは知らない私。
狙いは大きなタラバガニだったのだけれど・・・・・ザンネン。





毛ガニは美味しいらしいけれど、私には大嫌いな蜘蛛に見えて仕方が無い。



また食べたいと云う気持ちが強烈に湧き起こってきたら、今度は釧路の市場で探してみることにしよう。

根室半島納沙布岬

2019-04-12 19:41:23 | 旅行


※先日の続き

春国岱(しゅんくにたい)を出るとすぐに温根沼大橋を渡る。
この橋が根室市街への境界で起伏のある直線道路沿いにはパトカーが目を光らせていることが多い。





カニのことは帰りに考えることにして、先ずは腹を膨らませるために根室のソウルフードであるエスカロップを置いてある「どりあん」へ行った。



エスカロップはタケノコが入ったバターライスの上にトンカツが載りドミグラスソースを掛けたものだ。



エスカは何回か食べたことがあるので、私はボンゴレトマトのパスタ。スリスリはエスカのカツに自信を失くしてオリエンタルライス。ルンバはオムライス。

それぞれを美味しく頂いて、せっかくなので最東端の納沙布岬まで行くことにした。

根室半島の外縁を走る道路の脇に生えている木は強い風にさらされるからか丈が低い。



鯉のぼりが揚げられている家を見て「こどもの日」が近いことを知った。









さて数年ぶりの納沙布岬。3.7キロ沖に見えている傾いている貝殻島灯台はロシアが占拠していて、その奥に見えるのは水晶島だ。







漁船を守るように展開している海上保安庁の巡視船が見えた。







雪を被って見えているのは国後島の山々だ。













私はブログでは政治的なことや宗教的なことを書かないのだが、この地に立った時だけは声を大きくして言いたい。
「北方領土を返せ!!!!!」





歴代の外務大臣や北方対策担当大臣が訪れているのだが、何の役にも立っていない。接待のカニを腹いっぱい食べて帰っただけだ。中には歯舞群島を読めなかった大臣がいたことを思い出した。





納沙布岬灯台は、沖縄のマイフレT代さんから「絶対行きたいのウッフン」攻撃ににあって、色気に弱い私にハンドルを握らせて辿り着いた所でもある。



残念ながらあの日は暴風雨で島も何も見えなかったのだが、それでもこの灯台の前に立って嬉しそうに写真を撮っていた彼女の姿を思い出した。









「T代さん、晴れていたらこんな風に見えるんだよ」と教えたくて何回もシャッターを押した。

※さらに続く・・・・・かも。

風蓮湖と春国岱

2019-04-11 19:54:41 | 旅行


一昨日の続き

浜中駅を出てしばらく牧場の横を走り、国道44号線に入った。



後は一本道で根室まで行けるのだが、そろそろオチッコタイムを取らなければならないので、道の駅スワン44ねむろ へ寄った。



この道の駅は、沢山の鳥が飛来する風蓮湖に面した高台にあるのだが、Pが傾斜しているので車中泊には向かない。

建物の中に入るとエゾシカやオオワシなどの剥製がお出迎え。
その背後に広がるのが風蓮湖だ。



望遠レンズで覗いてみると、沢山の鳥たちの中に白鳥とオジロワシを発見。
美脚を誇示しているのは丹頂だ。











しばらく鳥さんを観察し、今度こそ根室へと思ったのだが、もう一つ寄りたい所があった。

それが春国岱(しゅんくにたい)。ここは観光バスも入らない穴場だ。



風蓮湖と根室湾に挟まれた砂嘴状の景勝地で、壊れかけていた木道も整備され歩きやすくなった。







私はウキウキ気分で車を出たのにオンナどもはドアに手もかけない。
出ておいでと云う私の手招きも無視。寒いから出たくないと頑なだ。



せっかく連れて来たのに何ということだろう。
ここへ捨てていこうかと思ったのだけれど・・・・・

(多分、さらに根室編へと続く)

ミニパーティだけれど気分は最高

2019-04-10 20:13:39 | 日記

今日はCTの予約日だ。
検査目的は転移の有無確認だと思う。

昔のCTは30秒以上息を止めて、やっと1スライス撮影。それを20~30回ほど繰り返してやっと肝臓だけ撮れるなんてものだったが、最新型は僅か10秒程の呼吸停止で胸から
チンコまでを一気に撮れるのだから、技術の進歩と云うのは凄いものだ。

だから撮影室に入ると上着を脱ぎ、Gパンを下げて台に乗る時、少しでも見ばえが良くなるようにと密かにジェームスを引っ張り、形を整えた。

結果は異常無し。少しだけ前立腺が腫れているような気がしないでもないけれど大丈夫とのお墨付きを頂いた。

これで笑顔のまま次回検査までの半年を過ごせることになる。

会計を済ませ病院を出て車に戻ったのだが、自然にエヘラエヘラと笑顔になっていたようで周りの方に気持ちの悪い思いをさせたようだ。








食事を抜いていたので、何を食べようかと思いながら車を走らせていたのだが、お祝いと云えば我が家ではケンタだったのを思い出した。

入口に立つカーネルおじさんに挨拶をして店内へ。





続けてマックへ行こうかな・・・・・と思いながら、もう一つ持病があったのを思い出して自粛。

帰宅してからテーブルの上にケンタを広げ、「異常無しだったよ」とルンバに報告して二人だけの小パーティが始まった。

どうしてもカニが食べたくて

2019-04-09 16:53:50 | 日記


一昨日書いた「厚岸毛がに祭り」には続きがあった。

どうしてもカニを諦めきれず、厚岸大橋を渡って道々123号を通ってカニの本場、根室へ向かうことにしたのだ。
このルートには、末広(まびろ)、散布(ちりっぷ)などの難読地名が続く。

火散布(ひちりっぷ)沼に浮かぶカラーの浮き球は、ウニの養殖に使われているらしい。



沼の上に散らばる人達はアサリでも採っているのだろうか。



有名な景勝地、琵琶瀬展望台へ到着。
眼下に見える霧多布湿原と琵琶瀬の集落は、今は栃木で頑張っているマイフレ トマトさんの故郷だ。







そして海側には平成6年の東方沖地震で形を変えてしまった窓岩が見える。



ここにあるドライブインで昆布ラーメンを食べるか、それとも少しガマンして根室のソウルフード、エスカロップを食べるかで つかの間の家族会議。

会議と云っても大抵はルンバのひと言で決まるのだが・・・・・

そのひと言に従いそのまま根室へ向かうことになった。



もう少し暖かくなると白いワタスゲや黄色いエゾカンゾウが咲き乱れる湿原の横を素通りして、先ずは不二子ちゃんに逢うためにJR浜中駅へ立ち寄った。







無人駅には数時間に1本しかない列車を待つ人の姿。多分ルパンⅢ世のフアンなのだろう。

「この駅で久しぶりに人に逢いましたよ」と云ったら大笑いしていた。



さて根室は遠い。



行くのはやめようかなぁ・・・・・と思いながらも根室へと車を向けた。
(多分、根室編へ続く)