北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

最終回にならなければ良いけれど

2021-12-15 20:15:51 | 日記
今日は落ち着かない。
いや、数日前から落ち着かない。

明日の準備をしなければならない。

検査入院をすることになっているのだ。それも心臓の・・・・
動脈をカットして長いカテーテルを入れるらしい。
考えただけで痛そうだ。

動脈だからね。きっと血が沢山吹き出るだろう、噴水のように。

もしかしたら血栓が飛んで半身不随になるかも。
最悪、死ぬかも知れないと説明された。

その場合は、このブログが最終回となるだろう。

新コロナで入院手続きは煩雑になっている。
ワクチン接種を済ませておいてよかったと思う。接種していないと検査を断られたのだろうか。
病棟へ上がる前にPCR検査もあるようだ。

色々な「ダメ」が増えて院内での写真撮影や録音もダメになった。

前に手術で入院した時、チ●チ●からカテーテルを抜く瞬間を、持参のカメラで連射撮影したのが病院中に広まって、きっと規則が厳しくなったんだと思う。



ブロガーとしては規則で縛られ楽しみを取り上げられた感じだ。

楽しみが無いとなると「怖い」と云うことだけが強調されて残った。

もしかするかも知れないので、ルンバに通帳の暗証番号を教えた。

暗証番号を知ったルンバは本当に珍しく、触れるのも嫌いと云っていた肉を調理し始めた。
私がこの世で最後になるかも知れない家庭での夕食を頑張って作っているのだ。



それを見ていて、益々「あの世」が近付いた気がする。
暗証番号を教えたのはヤバかったかなぁ・・・・・

一つ、心配事が増えた。

僕の名前は でん

2021-12-13 20:23:22 | 日記
僕の名前は、「でん」。
5歳のゴールデンレトリバーと云う種類のワンコだ。

僕が飼われることになったジュニアの家には既に1歳上の少しだけ色の違う「らぶ」と云う名前の先輩がいて、とても仲良くしてくれた。



ジュニアには、タブタブと呼ばれているお父さんがいて、初めて僕を見た時驚いていた。
だって大きなワンコが急に一匹増えていたから。

私のご主人様であるジュニアは「らぶが産んだ」と云ったので、一度は信じたようだけれど、でもそれが冗談だと直ぐに気が付いた。
だって、「らぶ」も僕もオスだから。

大型犬の2匹は家の中で飼われた。
多分、外は寒いだろうと思ってのことだろう。何しろ北海道だもの。

ご主人様と奥様、その子供達にとても可愛がられ、よく散歩に連れて行ってくれて💩の始末もしてくれ、毎日シャワーで奇麗に洗ってくれた。

シャワーはあまり好きではないのだけれど、重い僕の体を抱えて浴室へ運び頑張って洗ってくれるのでジッと耐えていたんだ。

そんな僕が5歳になった時、目に異常が出た。
検査の結果、悪性リンパ腫と云う難病だと分かった。

一生懸命、治療先を探して往復250キロも離れた帯広畜産大学付属病院へ通って治療することになった。



ご主人様は、本職の他にバイトを2つも頑張ってくれて、僕も何とか元気になろうと思ったのだけれど・・・・・・・でもダメだった。

昨夜、21:03に僕は死んだ。

本当はメスと云う良い匂いのするらしいワンコと仲良くなりたかったけれど、童貞のまま死んでしまったのが少し残念だ。

ラブ先輩は僕が死んだのを何となく察したのか、僕専用の匂いが残る玩具を口から離さず傍で1日を過ごしていた。

御主人様に奥様、一生懸命世話をしてくれた息子のT君、それにタブタブ爺ちゃんやルンバ奥さんにスリスリお姉ちゃん、ジュニア奥様の御両親も沢山泣いてくれた。


今日の午後、火葬されることになった。
ペット霊園まで最後のドライブ。
この車に乗って北海道中を旅行したのが良い思い出だ。

般若心経が流れる中、最後の抱擁。
そして肉球に墨を塗って足型を取ってから火葬。

皆で僕の骨を拾ってくれて、かなり暗くなってから家へ帰ってきた。
骨にはなったけれど、やっぱりこの家が一番落ち着く。




らぶ先輩は僕の前にお座りして動かない。



僕は良い家に飼われて本当に嬉しかった。
皆、優しくしてくれてありがとう。

最期は少し苦しくてお漏らししてしまったけれど・・・・ゴメンね。



何か・・・・違うんだよなぁ

2021-12-12 21:18:55 | 日記
朝、ノンビリと起きてきたらいつもと何か雰囲気が違う。
テーブルの上には太いマジックで丸印を付けられた新聞のチラシが広げられている。

少し血走ったルンバの目。
チラシには「先着〇名」の文字が見えた。

一瞬でノンビリしている場合ではないと悟った私。
顔も洗わず、朝食もとらないまま出掛ける準備をしたら「食事だけはとって」と優しい言葉。
「焦らなくても待っているから」と云うので口にどんどん放り込み薬を飲んだ。


年末恒例となっているこのスーパーの売出しはいつも大混雑でPも満車になるのだが、出遅れた分だけ蜜を避けられたようでPには空きが多かった。

ルンバが欲しかった品は、まだ残っていたようで急にご機嫌が良くなった。

特設の駅弁コーナーには、1300円もするカニ飯が残っていたが「お父さんの好きなのがあるよ」と迷わず籠に入れてくれた。

何故か今日は気前が良い。

調子に乗った私は昨年より1000円も値上がりしたシシャモをそっと籠に入れたが・・・・・怒られなかった(ホッ)

次はCOOPへ行きたいと云うので笑顔で運転手を仰せつかり、COOPでの支払いは、私が気前よくカードを差し出した。

と云うことで昼飯は予想外のカニ飯。
「お母さん、半分こしようか」と云ったが
「お父さんが一人で食べなさい」と未だ角を出さない。

これはきっと何かがあるなぁ・・・・・
いつもと違う一日が刻々と過ぎていく。

凍えそう

2021-12-10 20:26:02 | 日記
夕暮れ時、別保へイルミネーションを撮りに行ってくると云った途端、私よりも先に着替え始めたルンバ。



彼女の狙いは分かっている。
別保に行くのだから途中にある天丼の旨い店に寄らせようとの魂胆だ。



毎日気温がどんどん下がっているので、昨年クリーニングに出し撥水加工もしてもらった上着を出したら「その服は見たことが無い」と云うルンバ。



私が昨年着なかっただけなのに、隠れて服を買ったとでも思っているようだが、彼女の服こそ私が見たことの無い服だ。
それも上着から重ね着した服や靴まで全部見覚えの無いものだ。



その服を堂々と着たルンバと仕事終わりのスリスリも加え、混まない内にと天丼を食べてからいよいよ別保公園へ。



Pには3台の車。凍えるように寒い中、車中泊するのかもしれない。

スリスリはスマホで動画を撮り始めた。



ルンバもスマホを構えたが上手く撮れないみたいだ。



私は凍えそうな気温の中、一眼カメラで撮りまくった。

漢字で書くと

2021-12-08 20:29:23 | 日記
久々に天気が良い。そしてほぼ無風。
最近サボっていたウォークでもしようかと着替えたらルンバが訊いた。
「何処へ行くの?」

数日前の私のブログを見た方なら記憶していると思うが、ルンバが着替えていたのを見て私が「何処へ行くの?」と訊いて散々怒られた言葉だ。

「何処へ行ったって良いでしょう。何処へも行かないし、いちいち訊かないで」と云われて以来、禁句となっている言葉が今度はルンバの口から出たのだ。

だから同じ言葉を返してやったら
「最近、心臓の調子が悪いとか云っているから心配して訊いたんでしょう。それなのに、そんなことを云うなんで #$%&’%$#%&’&%&’&$$・・・・・」と3倍も4倍も説教された。



すっかり萎れて新釧路川の右岸堤防へ到着。

左岸は歩いたことがあるけれど右岸は初めてだ。

「R4」と堤防上に大きく書かれているのは、救助作業でもする時に空から見えるようにしてあるのだろう。
意味は多分河口から4キロの右岸と云うことだ。



そこをスタート地点にして上流に向かってどんどん歩く。

岩ボッキ山が見える。
ボッキがどんな漢字なのか、ヤラシイことを考えてはいけない。
どんな字だったか・・・・前に書いた私のブログを見れば思い出すだろう。



堤防上の道を歩き直線道路と交差する道を過ぎると車止めのゲートがあり、その先は未舗装の道が続く。



奥にニョキッと勃つ じゃなかった 立っているのは雄阿寒岳。



そして複雑な構造で雪を載せ、噴煙を上げていつも怒っているのが雌阿寒岳だ。



路面にコロコロとパチンコ玉のように転がっているのは鹿の糞。
(鹿は自由に糞が出来て良いなぁ・・・・)なんて思っていたらモヨオシUターン。



車でホームセンターへ戻りトイレを拝借しトイレットペーパーを山ほど買った。

家を出るときに絞られた悔しさが蘇ったからだ。

トイレットペーパーを持ち帰る意味はクソッ、クソッと云う気持ちからだ。
漢字で書くと糞、糞だ。

多分、この意味がルンバには全く伝わらないだろうけれど。