私の家の回りに可憐な花が咲いています。花を見るとなんか優しくなるし、ホッとするよね。今日は私にとって待ち遠しい日であった。実は先日、日本橋三越での出来事。「日本の職人展最終日」でのこと、40前後の男の人が私の作品を一生懸命見ている。「奥様にプレゼント?」と声を掛けてみると、その通り奥様へのプレゼントでした。二日ほど前、ご夫婦でチラッと私の作品を見られたそうだが、時間が無くてゆっくり見ることができなかったそうだ。でも、奥様がとても興味を持って見ていたのをご主人は見逃さなかった。偉い! お話を聞いてみると今月23日が奥様の誕生日でレストランでの夕食を予約しているそうだ。23日そのレストランに届くように手配してほしい。奥様に内緒で喜ばせて上げたいそうだ。聞いていて、こちらまで嬉しくなってしまう。男は妻が喜ぶ顔が見たいの!それが一番の幸せなの!きっと、今夜のようなエピソードをたくさん積み上げてこられたご夫婦なんだと勝手に想像している。
この話を私の知り合いのご夫人に話をすると、必ず、「夫に聞かせてやる」と。やっぱり、求めるものじゃなくて、二人で作るものだよね。