高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

報告3 ミラノ トリエンナーレ

2006年11月16日 15時14分00秒 | 海外事業展開グループ

_020 昼食後大阪を出て、ミラノ在住のデザイナーの林ヒロコ氏を尋ねた。まず、出迎えてくれたのはパグ犬のウェンディ。

林さんとは彼女のデザインしているバッグに竹をあしらえないか?という事で交流があった。まだ、試作段階で出来上がらないが、新しい作品を生み出す事はそんなに簡単にはいかないと思う。お互い表敬訪問的な感じがあるのであまり突っ込んだ話は出来なかった。

その後、時間があったので後日行く予定の展示会候補のラジオーネとトリエンナーレを今日のうちに見て回ることにした。まず、訪れたのはドーモの近くにあるロンバル州が持っている施設のラジオーネ。ここは他の催しをしていて撮影禁止であった。中に入ってみると相当広い、500㎡はあろうか?広い会場であった。とても、私達には広すぎる。ウーン。

_028_5  _032最後に見学に来たところは、私の一押しのミラノ市の博物館で1年中いろんな催しをしている施設である。日本を出る前には、もし、ここが借りれることが出来たら良いなと考えていた場所だ。広さもパネルで区切るのである程度融通が利く、ミラノを代表する施設なので宣伝などはあまり考えなくても絶えず人が集まってくる場所である。

しかし、ここを借りるのには相当なコネがいる様だ。2階の展示会場は次の催し準備のため、入場禁止であったが無理をいって見せていただいた。若いキュレーターのお兄ちゃんが案内してくれた。_038

ただ、責任者の人が会議中で会うことが出来ず、ここを借りられるか?借りられないか?は一ヶ月後でないと返事が出来ないそうだ。ウーン、困った。もし、借りられるにしても会期や値段、装飾、アテンドなどなど決め無くてはならない事が沢山残ってしまう。もう一度、ミラノに来るというのは少し無理がある。後ろ髪を惹かれる思い出ホテルに戻ってきた。

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