高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

母からの贈り物

2006年11月12日 09時20分00秒 | 家族

_001_311月11日が私の誕生日である。工房オンセの「オンセ」という名はスペイン語の「11」である。私にはこの「11」という数字が一生付いて回る、私のラッキーナンバーなのだろう。小学校6年間、中学校3年間にほとんど出席番号が11番であった。_006_3昔は男の子のあいうえお順に出席番号をつけていたので「高江」は丁度このあたりになったようである。

子供はいくつになっても母から見ると子供であり、息子なのだ。母から贈り物が届いた。モンブラン100周年記念の限定モデル、バックナンバー入りの万年筆であった。年金暮らしの_009_4母にとってこの万年筆は相当な負担であったと思われるが、「この、ペンが使えるように、似合うようになって欲しい」という気持ちの現れであろう。

モンブランのペンのお尻には5角形の星のマークが付いているのだが、この限定モデルには燦然と輝くダイヤモンドで作られた星が付いていた。「世界に輝く星になれ」という願いなのだろう。ありがたい母の願いを感じながら、早くこのペンが似合う男になりたいものだ。

竹工房オンセ

コメント (1)
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