高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

賛美歌発表会

2006年12月20日 16時07分00秒 | 家族

Cimg3046 長男が学んでいる新潟の「敬和学園」。クリスマス前に全校を上げて賛美歌の発表会に臨む。今時、こういう発表会や文化祭 (この学校ではフェスティバルと言っている) にこれほど一生懸命取り組んでいる生徒達を見ることは珍しい。生徒の中にも、ちゃんと一生懸命やっている生徒をすばらしい事だと認めることができる雰囲気があるのだろう。受験勉強ばかりに追われて、また、共同作業などにはシラケている高校生が多い中、久しぶりに一生懸命物事に向かう高校生を見たような気がする。

この方は長男クルムの担任の先生、熱血でさわやか。私も大好きな先生である。昨年、初めて学校見学に行った時、案内して頂いた方が、偶然担任の先生になって頂き感謝しています。生徒に対して全人格でぶつかっているという感じだ。「最近の若い者は?」という声をよく聞くが、この先生にはそんな言葉は全然見当たらない。やはり、真剣に生徒と向き合っていれば 必ず相手にも伝わりますから生徒も真剣に応えているのだろう。これからもよろしくお願いします。

Cimg3047 賛美歌発表会が終ってから、短い時間であったがクルムと二人で新潟の町に買い物に出かけた。「何か買ってやるよ!」「ううん、良いよ」「遠慮せんでも良いぞ!」「こっちに来てから、本当にありがたいと思うんだ」なんてことを言う。寮生活をしているとみんなが少しずつお小遣いをためてCDを買ったり、子供ながらにお金の不自由さを考えるようになったようだ。そんなことを言えるようになっただけでも外に出した甲斐があったというものだ。結局、魔法使いのようなブーツを買ってあげた。3時間ほど2人だけで過ごすことができたので、クラスの事や寮の事、友達、来年の進路の事など話す事ができた。たまにしか会わないのが、かえって新鮮でよかったのだろう。一緒に新潟の美味しい寿司を食べ、本当に良い時間が持てた。感謝、感謝である。

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