早速、その夜、セールスが帰った後、町内に住んでいる、他社のソーラー発電システムを取り付けている知り合いに電話した。「ソーラーシステムの導入を考えているのだが、本当に電気代がいらなくなるほど発電するの?お宅はいくらくらいかかったの?」と2軒ほど聞いてみた。どちらも、直ぐに「買った所を教えてあげるから見積もって貰ったら?」と対応してくれた。
翌日、直ぐに「H」電気さんがやってきた。実直そうで、無理押ししないタイプのセールスマンがやってきた。こちらも初日は私の所の電気代やら、ガス代などを聞き、家のパターンに合った提案をしてくることになった。翌月曜日、改めて見積もりを見せて貰うと、発電量7キロのソーラーシステムに、温水器、IHクッキング、オーブン、付帯工事一式、サービスで工房までの温水配管工事、一口IHヒーター、新しく鍋など一式。最初の「T」社に比べると発電量が倍の提案になっている。
私の所だと、「昼間作業する人間が多いので昼の消費電力を賄える規模を考えるとある程度大きな物にした方が良いのでは?」と言うことであった。シャープの153Wのパネルを45枚、屋根の向きが東西なので少し効率が悪いことなどを考えると7KW位の発電を考えた方が良いのでは。
「ウーン、これもなるほど」どれも、聞いていると頷ける。最初のメーカーのように3.15KWで済むのか?この「H」社の言う様に7KW要るのだろうか?だんだん訳が判らなくなってきた。
この「H」社のセールスの方には、もう一社「E」社の見積もりも取っているのでそちらの見積もりを見て頂いた。「えー、こちらの会社も随分格安に頑張っておられますね!私もこちらに負けないように もう一度、見積もりしなおしてきます。」と改めて出直して頂くことになった。 果てさて、どうなることやら? つづく