高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

とうもろこしの刺身

2008年07月05日 05時40分25秒 | 出張

日本橋三越での四日目。三日目が少しコケたが、また、本日も三越らしいお客様にお買い上げ頂き、まづまづの結果である。本日は、すべて新規のお客様に買っていただき新しい繋がりが広がった。閉店後、東京でネット販売をしている「ネオウィング」の片桐社長と会食をした。別府市出身の片桐さんは元々は橋を作る技術者で三菱系列の会社に勤めていた。途中で、得意なコンピューター関係の技術を買われ、リクルート社へ、そこで培ったノウハウを生かして、40歳で起業した人だ。今では日本橋に会社を構え、年商30数億を売り上げるほどの会社を作り上げた人だ。海外向けに日本のCDやDVDを販売している。関東地区の会社の中で、海外へ向けて郵便物を発送している会社としては一番郵便物が多いそうだ、関東地区で一番という事は恐らく日本一の海外出荷量なのだろう

74_010 別府出身という事で、低迷をしている別府竹細工に新しい販路が作り出せないか?と取り組んでくれている。私と同い年の53才である。ギラギラした商売気は無く、技術職出身らしく、淡々とした雰囲気を漂わせている。

「絶えず変化し続けている社会に対して、自分も絶えず変化していかなくては生き残れない!」 「何か、こちらから情報発信していけば、何か新しい反応が帰ってくる、キャッチボールの中から新しい仕事が生まれてくる」と言う。

片桐さんの会社から、歩いて5分ほどの居酒屋で一杯ご馳走になった。「おばんざい、旬の地魚、お酒  京町家」とある。74_009 珍しいメニューは「とうもろこしの刺身」鮮度の良いとうもろこしを生のまま少し塩をつけて食べるのだが、ほのかな甘みがあり美味しいものだ。2時間近く、将来の竹細工とネット販売の可能性などアドバイスを頂いた。これから、この出会いから何か新しい可能性が生ませて来る様な気がする。

どうも、ご馳走になりました。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする