先日、妻が別府市内にある「夢タウン」で花展があり、お花を出展したので、飾りつけの日に付いて行った。2時間ほど掛かりそうなので、その時間、歩くことにした。
「夢タウン」から別府観光港に向けて、海岸沿いに遊歩道の工事が進められている。まだ、建設中でロープが張ってあるが、多くの人が、ロープを跨いで歩いている。
潮風を浴びながら、別府湾に浮かぶ船を見ていると落ち着いた気分になる。
歩いている途中で、面白い物を見つけた。
「べっぷ鶴見岳一気登山コース」とある。毎年5月に、この一気登山が催されるのだが、私はまだ、一度も参加したことが無い。
別府市の後ろには、標高1375メートルの鶴見岳が控えているのだが、ロープウェイが作られており、観光客は殆ど、このロープウェイを利用する。
海岸沿いのスタート地点を出発し、鶴見岳まで、距離にして12キロ、所要時間6時間と出ている。12キロにこんなに時間が掛かるはずは無いのだが、何せ、高さが1375メートルを上ることになる。
この看板を見て、メラメラメラと瞳の奥に小さな炎が灯った。
「フ、フ、何時か登ってやる!」と、