高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

工房見学

2012年04月26日 06時25分28秒 | 工房

春の訪れとともに、工房見学の申し込みが増えてきた。

私の所では、原則として、「工房見学」を受け入れている。
これには、私自身が先輩諸兄からいろいろな事を教えて頂き、現在の自分がある。その恩返しに、竹細工に関わる人には、私どもの技術をオープンにしてあげたいと考えている。
また、「中国製品を仕入れたり、加工などをしていないので、誰に見て頂いても隠すことは何一つ無い」と云う自信からです。

今回は、宮崎県綾町竹細工教室からの見学です。

道も広くなったので、観光バスも入って来るようになりました。
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Cimg7967 皆さん、興味津々で工房を見学。みなさん、モラルを持って見学して頂き、喜んで帰って頂きました。

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今回の見学の様に、事前に見学の申し込みがあり、礼儀を持って見学して頂く分には、こちらとしても気分が良いのですが・・・・・・・

困るのが、事前連絡なしに見学に来られるのが、一番困ります。

「朝起きて、家のカーテンを開けたら、見知らぬ人が覗いていた」何てこともありました。
訳が判らないので、不審人物かと思ってしまう。
「何の用ですか?」と聞くと、「工房を見学に来た」と云う。

他には、私の工房に着くなり、観光バスから一斉におじさんが降りてきて、家の回りで立小便のオンパレード・・・・参った!
確かに、街の中の様に人目がある所ではありませんが、自分の家の中で、大勢に立小便される側に気持ちにもなって下さい!

よく言われのが、「どうして看板を出していないのですか?」と聞かれる。
「看板を作るのも大変で・・・」と返事しますが、
本当は、訳の判らない見学者が来ると困るのです。
見学に来られたら、無下に嫌な顔をする事も出来ず、案内をすれば、それだけ仕事の手を休めなければ為らない。
そんな突然来るような人の中には、「ありがとうございました。」のお礼も言わず、帰っていく人も居る。

こんな事が度重なると、工房見学は受け入れ出来なくなってしまいます。

せめて、最低限のモラルを持って、訪問して頂かないと・・・・・・
お金を取って、見学を受け入れている訳ではありません。

私が反対に、他の所へ見学に行くときは、せめて小さな物でも手土産の一つでも持って、貴重な時間を取って頂くのだから、失礼の無いように細心の注意を払って見に行くように心がけています。

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