先週、テレビ未来遺産 「世界が驚く日本の職人」という番組をやって居た。
私も、職人の端くれなので、どんな人が出ているのだろう?と、興味を持ち見て見ると・・・・・
調理人であったり、鍛冶屋さん、ガラス、家具・・・・いろいろな職人が紹介されていた。
その中で、私の知り合いが二人も出ていた。
一人は、新潟の鎚起銅器の島倉さんのお父さんだ。
鎚起銅器とは、読んで字のごとく、木槌や金槌で、銅板を叩いて器を作って行くのだ!
平たい銅板を、木槌や金槌でまんべんなく、手加減しながら叩き続けることで、ヤカンの形にして行ってしまうではないか!
まさに、驚くべき職人技である。
テレビ画面に映っていた、お父さんの腕は、78歳だというのに、血管が浮き出た力強い腕であった。
素晴らしい職人技に見惚れて、続きを見ていると、今度は、南部箒の高倉さんが出て来た。
この南部箒の特徴は、縮れた穂先に在るようだ。高倉さんの所では、南部箒の材料となる、ホウキモロコシの栽培から行っているのだ。
私は、この写真に写っている高倉さんと友人ですが、本当に真面目で誠実な方です。
我が家にも、このお二人が作った作品があった。
どちらも、我が家では欠かせない道具として活躍しています。