高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

インターンシップ生

2014年10月23日 05時24分00秒 | 工房
月曜日から、竹の訓練支援センターより、インターンシップ生を2名ずつ、4日間受け入れて居ます。
初めての受け入れなので、どんな仕事をさせたら良いのか?いろいろ迷う所です。
2名ずつ2日間を二組です。

たった、二日間では作品を作る事などは、到底できませんので、かといって、私どもの工房では、分業はしていませんので、同じ仕事を大量にするという仕事はありません。
「ん~~~、頭を悩ませる所です。」

そもそも、インターンシップとは何ぞや?と、思ってみると、
「インターンシップ制度は、キャリア形成の一環として大学在学中に企業で就業体験を積み「社会へ出てやっていける自信」を得ようとする場合に活用できる制度です。」とある。



たまたま、初日は工房のメーティング日に当たり、沢山の職人が来ているため、作業スペースが無く、屋外にブルーシートを敷いて、そこで作業をして貰った。そぐ側では、吉田君が籠編みをしながら、厳しく、優しく指導してくれます。

生徒たちが、インターンシップで感じることは、現場の職人たちのスピード感と、段取りの取り方だと、思います。
如何に、正確に綺麗な仕事をするのか!
仕事の半分以上は、段取りで決まります。
一つの作業をしながら、次の次の工程を見据えて、仕事をして行く事です。



たった、二日間づつですが、何か感じるところが在ってくれれば、幸いです。
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