高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

謹んでお悔やみ申し上げます。

2014年11月19日 07時11分14秒 | 家族
昨日、名古屋のマネキン会社から電話が入った。
来週、11月26日から、名古屋松坂屋で始まる「職人展」の件で、確認の電話か?と、思ったのですが、

「実は、来週の職人展で、オンセさんに付いてもらう柿平さんが、お亡くなりに為りました。・・・・・」

「え~~~~、お亡くなり????」

「はい、日曜日に心筋梗塞で・・・」

「・・・・・」

今から、15年~16年前に、名古屋の松坂屋から、デパート催事の出店依頼がありました。
松坂屋への初めての出店とあり、担当者の方に、「最高のマネキンさんを紹介してください。」と、お願いしたところ、付いて下さったのが柿平さんであった。
お客様への接し方を見ていると、押し付けるわけで無く、嫌味も無く、出しゃばる事はいっさいせず、それでいて、お客様をよく見て、適格に商品を進めてくれる、最高の販売員さんであった。

それ以来、名古屋の松坂屋に出店するときは、柿平さんに販売員として立ってもらっていた。
長年私と柿平さんは、二人でセットに為って出店してるので、お客様の中には、柿平さんを妻と勘違いしている方も大勢居たくらいです。
名古屋松坂屋での催事は、私の故郷と云う事も在り、沢山のお客様が付いて居て下さいます。しかし、その半分くらいは、柿平さんとのセットになった、安心感であったり、彼女の人柄に寄るものが多いのです。

商売の事だけでなく、家族の事や、友人の事など、知らない間に、まるで姉弟の様な気持ちに成って居ました。

先週末に何故か、柿平さんに電話をしなければ、しなければと、変に思ったのです。
それが週明けに、突然の訃報が・・・・・

あまりにも突然で、あまりにも信じられ無い知らせです。

本当に、ありがとう御座いました。

コメント
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