高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

腕相撲

2009年02月20日 08時14分47秒 | 家族

只今、長男坊が卒業休みで帰ってきている。新潟県の高校の寮生活を終え、この春からは大阪の学校に進学することになっている。我家は息子が二人だけなので、男臭い関係である。いつも、帰省すると、兄弟でテニスをしたり、バスケットをしたり、時には部屋で腕相撲などをして、兄弟の上下を競っている。

長男坊は運動神経は小さいころから良く、足が速い、無駄な贅肉も無い筋肉質な体型である。次男坊はまだ、中学2年生ながら、もう私と背も体重も殆ど変わらないほど、良く育っている。今はラグビー部の選手をしている。

いつも、3人が揃うと「父さん、腕相撲しようや!」と挑戦してくる。前回までは、何とか勝っていたのだが、育ち盛りで毎日筋トレをしている子供達はどんどん成長している。ついに、先日、長男坊に負けてしまった。

これは男として、ショックである。「いつも、強いお父さんでありたい!」と、どのお父さんも思っているはずだ。しかし、私も今年54歳、体力的には衰えが見えてきた。雄対雄の勝負みたいな所もある。息子が成長して逞しくなる事の喜びと、その息子に腕相撲で負けた寂しさが渾然と入り混じった複雑な心境である。

「ん~、やっぱり悔しい!」

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コメント
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