高江雅人 竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。
我家を自分で建てて、25年が経過しています。
時たま、隙間風が入ったり、床に置いてあるボールなら、必ず、何処かに転がったり・・・・・と、色々ありますが、
以前から、気になっていた屋根のひさしが、長年の重みで相当下がっていました。
これは、ひさしの重みだけでなく、ログハウスの壁の沈み込みにも、原因があります。
こんな形で、ひさしが下がっているのです。
外側の丸太は、直射日光を長年浴びて、木の収縮率が高く、一本一本の木が小さくなっており、その分低くなりました。
しかし、家の中側で積み上げた丸太は、それほど収縮していないため、ある程度の高さを保って居ます。
それで、壁面の真ん中は高いまま残り、外側の両サイドが沈んだ為、屋根がこんな形で、下がってしまったようです。
そこで、ひさしの先に、つっかえ坊の丸太を刺しこみ、ジャッキで持ち上げ、高くすることにしました。
この丸太の下に、ジャッキが付いており、まわすと高くなっていきます。
一辺に、元の高さに戻すと、長年掛けて変形してきていますから、おかしくなってしまう為、今回は半分ほど高さを上げました。
また、数年して形が落ち着いたら、もう一度高くしたいと思っています。
でも、今のプレハブ工法で立てられた家は、30年もしたら、どうしようもないほど、痛んでしまいますよね、それから考えれば、全部、無垢の杉で作ってある我家は、100年以上使えそうです。(^_^;)
世界農業遺産ってなに?
近代化が進む中で失われつつある伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化、土地景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくことを目的にスタートしました。食糧の安定確保をめざす国際機関FAOによって2002年に始められた仕組みです。条件を満たしていると認められた地域は、世界農業遺産として認定されます。ユネスコの世界遺産が遺跡や歴史的建造物などの「不動産」を保護するのに対し、世界農業遺産は、次世代に継承すべき伝統的な農業の「システム」を認定し、その保全と、持続的な利用を図るものです。
これまで日本では、2011年に新潟県の佐渡と石川県の能登が認定されています。
と、あります。
「国東半島宇佐地域世界農業遺産なんて、私のところには関係ないな。」と、思っていたら・・・・・・
突然、大分県の担当者から、電話が掛かってきました。
「世界農業遺産に認定されたことをきっかけに、
これからの時代に対応した、ホームページを県が制作し、この地域の活性化を計りたい。
それについて、「通販道場」を開設しますので、是非参加して欲しい。」と、電話がありました。
今まで、私の経験から考えると
「行政指導で、行われる補助金事業というものは、一発花火みたいなもので、
こんな実績を作りました。と、形だけは作るが、後は続かない」・・・・・とか、
「間に入る、コンサルとかコーディネーターという輩が、多くの報酬を持っていくだけで、いったい全体、誰のためにやっているのか判らない様な事業が多い。」・・・・・など、
今回も半信半疑で、
第一回 通販道場 に参加してみた。
「まぁ、一回目を聞いてみて、しょうも無い内容だったら、後は止めておこう。」と、
ところが、参加して話を聞いてみると、
「これは、面白いものが生まれそうだ。」と、予感がしました。
さて、これから半年、どんな結果に繋がって行くのか、楽しみが出てきました。
工房の大掃除をしています。
二階の倉庫から、こんな物が出てきました。
タペストリーです。
25年前に、ペルーで買った物です。
私達夫婦は、新婚旅行に3ヶ月ほど、中南米をウロウロしました。
その時に、ペルーの土産物売り場で見つけた、タペストリー。
描かれている絵が、私のお爺さんにそっくりで買ってしまいました。
あの新婚旅行は、やはり、若かったから出来たのだな~と、つくづく思います。
私もエツコーネも、小さなリュックサックを一個づつだけ持って、3ヶ月も旅が出来たのです。
帰ってこれるようにと、帰りの飛行機チケットだけ持って、
後は、出たとこ勝負で、どこに行くのか?ガイドブックを見ながら、安宿をウロウロした物です。
やはり、若かったのだですな~。
このタペストリーを見て、当時の記憶が蘇って来ました。
昨日、突然、「九州電力の関連会社の者ですが・・・・」と、電話が掛かってきた。
最近、「動力の電気代が安くなります」など、九州電力の名前を騙って、機械を売りつける詐欺商法も流行っているので、
「また、おかしな電話が掛かってきたな!」と、思いつつ、話を聞いてみると
どうも、その種類の話ではなく、
熊本市内に借りている、次男坊のアパートの電気代を払えという話のようだ。
しかし、話し方がぞんざいで、頭に来る。
現在、次男坊は3月から、カナダに留学しているので、1年間空き家に為っているのだ。
3月に、電気や水道、ガスなどを全て止めて居る筈なのだが、
どうも、電気契約は打ち切っているものの、ブレーカーが下ろしていない為、蛍光灯などの待機電力が動いて居るという。
そこで、その電話の男が言うには、
「すぐに、アパートに行って、ブレーカースイッチを下ろして、今までの分の電気代を払え」と、言うのだ。
突然の電話だったので、頭の中が混乱している所に、追い討ちを掛けるように
「何時、行きますか!何時、止めますか!」と、矢継ぎ早に言ってくるではないか。
聞いているうちに、だんだん頭にきて、
「今、突然電話が掛かってきて、何時行くとか、直ぐには応えれない!行く日にちが決まったら、連絡するから電話番号を教えなさい!」と、
相手の、会社名と電話番号と名前を聞いて、電話を切る。
電話を切ってから、しばらく考えてみると・・・・
誰も、住んでいないアパートでどれ程電気代が掛かって居るのか?
それと、怪しい電話だったので、本当に九電の関係会社なのか?確認をしてみる事にした。
九電の熊本支店に電話をして、ことの粗筋を説明すると、確かに、九電の下請け会社のようだが、詳しく調べて折り返し電話してくる事になった。
1時間ほどして、
確かに3月に、契約を停止して使われて居ない筈の部屋のメーターが動いているので、
そういった場合に、調査が入るようだ。アパートの不動産会社に、借り手の私の事を聞き、電話してきたようだ。
「おそらく、ACLというスイッチが下ろしていないため、換気扇か、何かが動いて居るようです。」という、
私「判りました。ところで、この半年間で幾ら電気代が掛かっているのですか?」と聞くと
「1500円ほど掛かっています。」
私、「何!たった1500円の事で、大分から高速を使って、ガソリンを使って、一日がかりで仕事を休んで、スイッチを下ろしに行けと言ったのですか!」
「ふざけるな!」
このまま、次男坊が帰ってくるまで、放置しておいても3000円にも満たない事に、ワザワザ、車で行けと言うのか?
と、九電の社員に文句を言うと、
「本当に、申し訳ございません。担当者の対応が悪くて・・・・・」
結局、直ぐにでも、九電がアパートに行き、電気の供給を止め、今まで掛かっている1500円の請求書を送って貰う事で、簡単に話が付いた。
最初に電話を掛けて来た、怪しい男も、私の住所が大分県にあることを知っていたのに
「何時、スイッチを切りに行きますか? 何時、行きますか?」とは、
本当に、何を考えているのか! 腹立たしい出来事であった。
早いもので、もう10月に為ってしまいました。
一年、一年、時間の流れが早く感じられるこの頃です。
昨日、一昨日と、工房の2階の大掃除です。
荷物をどけて、掃除機をかけ、要らないものは、もう処分。
荷物をどけて・・・・・・と、思っていたのですが、
そうしても、壁際の段ボールが動かない!
「おかしいな?」
力任せに、段ボールを引っ張って見ると、
バリバリバリ、と、音がして
見てみると、何と!
スズメバチの巣ではありませんか!
今年は、全国的にもスズメバチの被害が多数出ていると聞いています。
一瞬、ビックリしたのですが、中には、スズメバチは居ませんでした。
昨年か? 一昨年? に出来た巣なのでしょう。
巣があることを知らないで、倉庫の荷物を動かして居たら、大変な事に為っていたでしょう。
想像すると、ぞ~~~~としました。