高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

屋根の改築

2015年10月08日 08時30分58秒 | ログハウス
我家を自分で建てて、25年が経過しています。

時たま、隙間風が入ったり、床に置いてあるボールなら、必ず、何処かに転がったり・・・・・と、色々ありますが、

以前から、気になっていた屋根のひさしが、長年の重みで相当下がっていました。

これは、ひさしの重みだけでなく、ログハウスの壁の沈み込みにも、原因があります。




こんな形で、ひさしが下がっているのです。

外側の丸太は、直射日光を長年浴びて、木の収縮率が高く、一本一本の木が小さくなっており、その分低くなりました。

しかし、家の中側で積み上げた丸太は、それほど収縮していないため、ある程度の高さを保って居ます。

それで、壁面の真ん中は高いまま残り、外側の両サイドが沈んだ為、屋根がこんな形で、下がってしまったようです。

そこで、ひさしの先に、つっかえ坊の丸太を刺しこみ、ジャッキで持ち上げ、高くすることにしました。



この丸太の下に、ジャッキが付いており、まわすと高くなっていきます。

一辺に、元の高さに戻すと、長年掛けて変形してきていますから、おかしくなってしまう為、今回は半分ほど高さを上げました。

また、数年して形が落ち着いたら、もう一度高くしたいと思っています。

でも、今のプレハブ工法で立てられた家は、30年もしたら、どうしようもないほど、痛んでしまいますよね、それから考えれば、全部、無垢の杉で作ってある我家は、100年以上使えそうです。(^_^;)
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通販道場  1

2015年10月07日 08時15分33秒 | 工房

世界農業遺産ってなに?

近代化が進む中で失われつつある伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化、土地景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくことを目的にスタートしました。食糧の安定確保をめざす国際機関FAOによって2002年に始められた仕組みです。条件を満たしていると認められた地域は、世界農業遺産として認定されます。ユネスコの世界遺産が遺跡や歴史的建造物などの「不動産」を保護するのに対し、世界農業遺産は、次世代に継承すべき伝統的な農業の「システム」を認定し、その保全と、持続的な利用を図るものです。

これまで日本では、2011年に新潟県の佐渡と石川県の能登が認定されています。

と、あります。

「国東半島宇佐地域世界農業遺産なんて、私のところには関係ないな。」と、思っていたら・・・・・・




突然、大分県の担当者から、電話が掛かってきました。

「世界農業遺産に認定されたことをきっかけに、

これからの時代に対応した、ホームページを県が制作し、この地域の活性化を計りたい。

それについて、「通販道場」を開設しますので、是非参加して欲しい。」と、電話がありました。


今まで、私の経験から考えると

「行政指導で、行われる補助金事業というものは、一発花火みたいなもので、

こんな実績を作りました。と、形だけは作るが、後は続かない」・・・・・とか、

「間に入る、コンサルとかコーディネーターという輩が、多くの報酬を持っていくだけで、いったい全体、誰のためにやっているのか判らない様な事業が多い。」・・・・・など、


今回も半信半疑で、

第一回 通販道場 に参加してみた。

「まぁ、一回目を聞いてみて、しょうも無い内容だったら、後は止めておこう。」と、

ところが、参加して話を聞いてみると、

「これは、面白いものが生まれそうだ。」と、予感がしました。

さて、これから半年、どんな結果に繋がって行くのか、楽しみが出てきました。


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懐かしい、タペストリーが

2015年10月06日 07時01分56秒 | 家族
工房の大掃除をしています。

二階の倉庫から、こんな物が出てきました。



タペストリーです。

25年前に、ペルーで買った物です。

私達夫婦は、新婚旅行に3ヶ月ほど、中南米をウロウロしました。

その時に、ペルーの土産物売り場で見つけた、タペストリー。

描かれている絵が、私のお爺さんにそっくりで買ってしまいました。

あの新婚旅行は、やはり、若かったから出来たのだな~と、つくづく思います。

私もエツコーネも、小さなリュックサックを一個づつだけ持って、3ヶ月も旅が出来たのです。

帰ってこれるようにと、帰りの飛行機チケットだけ持って、

後は、出たとこ勝負で、どこに行くのか?ガイドブックを見ながら、安宿をウロウロした物です。

やはり、若かったのだですな~。

このタペストリーを見て、当時の記憶が蘇って来ました。
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ふざけた請求!

2015年10月03日 08時47分05秒 | もんく
昨日、突然、「九州電力の関連会社の者ですが・・・・」と、電話が掛かってきた。

最近、「動力の電気代が安くなります」など、九州電力の名前を騙って、機械を売りつける詐欺商法も流行っているので、

「また、おかしな電話が掛かってきたな!」と、思いつつ、話を聞いてみると

どうも、その種類の話ではなく、

熊本市内に借りている、次男坊のアパートの電気代を払えという話のようだ。

しかし、話し方がぞんざいで、頭に来る。

現在、次男坊は3月から、カナダに留学しているので、1年間空き家に為っているのだ。

3月に、電気や水道、ガスなどを全て止めて居る筈なのだが、

どうも、電気契約は打ち切っているものの、ブレーカーが下ろしていない為、蛍光灯などの待機電力が動いて居るという。

そこで、その電話の男が言うには、

「すぐに、アパートに行って、ブレーカースイッチを下ろして、今までの分の電気代を払え」と、言うのだ。

突然の電話だったので、頭の中が混乱している所に、追い討ちを掛けるように

「何時、行きますか!何時、止めますか!」と、矢継ぎ早に言ってくるではないか。

聞いているうちに、だんだん頭にきて、

「今、突然電話が掛かってきて、何時行くとか、直ぐには応えれない!行く日にちが決まったら、連絡するから電話番号を教えなさい!」と、

相手の、会社名と電話番号と名前を聞いて、電話を切る。


電話を切ってから、しばらく考えてみると・・・・

誰も、住んでいないアパートでどれ程電気代が掛かって居るのか?
それと、怪しい電話だったので、本当に九電の関係会社なのか?確認をしてみる事にした。

九電の熊本支店に電話をして、ことの粗筋を説明すると、確かに、九電の下請け会社のようだが、詳しく調べて折り返し電話してくる事になった。


1時間ほどして、

確かに3月に、契約を停止して使われて居ない筈の部屋のメーターが動いているので、

そういった場合に、調査が入るようだ。アパートの不動産会社に、借り手の私の事を聞き、電話してきたようだ。



「おそらく、ACLというスイッチが下ろしていないため、換気扇か、何かが動いて居るようです。」という、

私「判りました。ところで、この半年間で幾ら電気代が掛かっているのですか?」と聞くと

「1500円ほど掛かっています。」

私、「何!たった1500円の事で、大分から高速を使って、ガソリンを使って、一日がかりで仕事を休んで、スイッチを下ろしに行けと言ったのですか!」

「ふざけるな!」

このまま、次男坊が帰ってくるまで、放置しておいても3000円にも満たない事に、ワザワザ、車で行けと言うのか?

と、九電の社員に文句を言うと、

「本当に、申し訳ございません。担当者の対応が悪くて・・・・・」

結局、直ぐにでも、九電がアパートに行き、電気の供給を止め、今まで掛かっている1500円の請求書を送って貰う事で、簡単に話が付いた。

最初に電話を掛けて来た、怪しい男も、私の住所が大分県にあることを知っていたのに

「何時、スイッチを切りに行きますか?  何時、行きますか?」とは、

本当に、何を考えているのか!  腹立たしい出来事であった。
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スズメバチの巣が!

2015年10月02日 08時40分09秒 | 工房
早いもので、もう10月に為ってしまいました。

一年、一年、時間の流れが早く感じられるこの頃です。

昨日、一昨日と、工房の2階の大掃除です。

荷物をどけて、掃除機をかけ、要らないものは、もう処分。

荷物をどけて・・・・・・と、思っていたのですが、

そうしても、壁際の段ボールが動かない!

「おかしいな?」

力任せに、段ボールを引っ張って見ると、

バリバリバリ、と、音がして

見てみると、何と!

スズメバチの巣ではありませんか!



今年は、全国的にもスズメバチの被害が多数出ていると聞いています。

一瞬、ビックリしたのですが、中には、スズメバチは居ませんでした。

昨年か?  一昨年?  に出来た巣なのでしょう。

巣があることを知らないで、倉庫の荷物を動かして居たら、大変な事に為っていたでしょう。

想像すると、ぞ~~~~としました。



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