前任校へ

忙しいけれど、充実した毎日。
「いやだ～」と仕事から逃げたくなる日が多かったけれど、
最近は、落ち着いてきた。
あとは、家事をこなす元気がほしいな。
ずいぶん、夫に助けてもらっている。甘えてしまっている。

点字を打つ機械を借りに、前任校へいってきた。
楊さんへの手紙を点字でうとうと思うからだ。
子どもたちに体験させてあげたい。

点字翻訳というソフトがあり、日本語で本文を入力すると、
それが、点字となって出てくる。
点字は、凹凸があるので、点字の機械を使って打つ時は、凹ませるので、鏡文字となって、右から左へと打つ。このソフトでは、ちゃんと鏡文字になるんですね。
すごいなあと思います。これで、翻訳したものをプリントして、点字機で、うちます。

で、久しぶりに前任校にいって、嬉しかった。いろんな人としゃべりたかった。
点字機械をとりに行くと電話をすると、待っててくれた去年一緒に組んだ相棒の先生。
楽しみにして待っててくれるって、嬉しいことです。

私をいつもほめてくれるＫ先生や、ユズリンのコンサートに来てくれたＹ先生、
いろんな先生と話ができて、嬉しかった。
一学期は、前の学校から離れてとてもさびしかったけれど、だんだん今の学校の人間になりつつあるなあと思います。今日は、前任校の電話番号を忘れてしまっていた自分に
「ああ、これでいいんだ」と思いました。

最後に門を出るとき、3月31日に門をしめながら、胸にぐっときたのを思い出しました。