8月21日、天気予報は雨だが、朝起きたら大阪は晴れていたので山の上は大雨覚悟で出発。大台ヶ原は関西の日本百名山で最後に残った山。大峰山系の東にあり、山頂付近は奈良、三重の県境に位置する。
結局3時間以上かけて、10時に大台ヶ原駐車場に到着したが、やはり雨。でも、↑の雨雲レーダーではすぐに雨は止むはずなので、カッパをはおっていざ出発!
大台ヶ原は、実は山頂近くまで車道がつけられていて、150台止められる駐車場がある。さすが日本百名山🇯🇵。そこから最高地点の日出ケ岳(ひでがたけ1,695m)、大蛇區(だいじゃぐら)、しおから谷を回る周回コースが一般的な散策コース。とはいえ、後で調べたら距離7.6km、累積標高差465m、コースタイム3時間半と、それなりのコースで、何も考えずに出発した事を反省!
小雨の中、日出ケ岳の往復1時間程度を想定して雨に濡れそぼつ森の中へ。
良い感じじゃないの!土砂降りでなければ、雨に濡れて苔の森を歩くのは楽しい。しかも涼しい。
大台ヶ原は奈良と三重県の県境にあり、すぐそこは熊野灘だ。雲の先には太平洋と左には富士山も見えるはず。残念だけどまた来よう。
じつは東出ケ岳の山頂まではすぐ。晴れていれば西の大峰山系、東から北には北アルプスから富士山まで見渡す絶景なんだそうだ。今日はお預けです。
雨はほぼ止んだから、周回コースを廻ってみよう。3時間もあれば駐車場まで戻れるはず。(この時正確な情報確認無し)笹の原を降り大蛇區を目指す。
しかし、年間降水量が5,000mmを超える雨のとても多いここが何故、笹の原なのか。その解説がありました。昭和30年代の伊勢湾台風など多くの台風で森が薙ぎ倒されたことから笹の原化が始まったそう。深田久弥はその前に登っている。やはり、ここは雨が多く、よほど運が良くないと晴れないと言っている。台風で木が倒れるのは今に始まった事ではなく、何千年も繰り返されてきたのだろう。昭和の間違いは、倒木を搬出してしまった事と見た。
これが大蛇區。滑る岩の斜面にビビる。
そのあとは急坂を降りシオカラ谷へ。雨量の多い山ならでは、山頂近いのにこの水量。
2時間半のハイキングで絶景無しでしたが、雨あり、苔あり、人も少ない(2人しか会いませんでした)楽しかった!その後駐車場のレストハウスで山菜うどんを食べたらこれがまた美味かった。店の女性も親切でわざわざストーブつけてカッパを干してくれた。天気が良ければ、また紅葉シーズンは多くの人が押し掛けるこの場所で、素朴な親切がとても嬉しい。さらにその後、フォレスト上北で温泉。できたばかりで、綺麗、空いてる、泉質良い、700円、で最高。
実はここ迄来ると熊野はすぐそこ。もともとの引き返して帰る予定を変更、熊野灘に出て熊野古道の表玄関を調査する事にる。この写真では分からないが、大台ヶ原や大峰山系は吉野川や熊野川に削り取られ、それは急峻な山並みが続く。崩落しないのが不思議なくらいの斜度だ。南アルプスは地質のせいか、山の形成の型が違うのか、似たような山並みだか崩壊が激しい。
突然視界が開けて海に出た。神々の国から現世に戻る気分。それにしても、熊野灘は大きく広い。という事で、今日は大阪には帰れない。潮岬の付け根の町、串本で車中泊とする。
結局3時間以上かけて、10時に大台ヶ原駐車場に到着したが、やはり雨。でも、↑の雨雲レーダーではすぐに雨は止むはずなので、カッパをはおっていざ出発!
大台ヶ原は、実は山頂近くまで車道がつけられていて、150台止められる駐車場がある。さすが日本百名山🇯🇵。そこから最高地点の日出ケ岳(ひでがたけ1,695m)、大蛇區(だいじゃぐら)、しおから谷を回る周回コースが一般的な散策コース。とはいえ、後で調べたら距離7.6km、累積標高差465m、コースタイム3時間半と、それなりのコースで、何も考えずに出発した事を反省!
小雨の中、日出ケ岳の往復1時間程度を想定して雨に濡れそぼつ森の中へ。
良い感じじゃないの!土砂降りでなければ、雨に濡れて苔の森を歩くのは楽しい。しかも涼しい。
大台ヶ原は奈良と三重県の県境にあり、すぐそこは熊野灘だ。雲の先には太平洋と左には富士山も見えるはず。残念だけどまた来よう。
じつは東出ケ岳の山頂まではすぐ。晴れていれば西の大峰山系、東から北には北アルプスから富士山まで見渡す絶景なんだそうだ。今日はお預けです。
雨はほぼ止んだから、周回コースを廻ってみよう。3時間もあれば駐車場まで戻れるはず。(この時正確な情報確認無し)笹の原を降り大蛇區を目指す。
しかし、年間降水量が5,000mmを超える雨のとても多いここが何故、笹の原なのか。その解説がありました。昭和30年代の伊勢湾台風など多くの台風で森が薙ぎ倒されたことから笹の原化が始まったそう。深田久弥はその前に登っている。やはり、ここは雨が多く、よほど運が良くないと晴れないと言っている。台風で木が倒れるのは今に始まった事ではなく、何千年も繰り返されてきたのだろう。昭和の間違いは、倒木を搬出してしまった事と見た。
おっと、ヤマトタケルだ。さすが神の国。この界隈にはタケルはしょっちゅう出没するねぇー。
これが大蛇區。滑る岩の斜面にビビる。
もう勘弁して!こういうのキライ!
そのあとは急坂を降りシオカラ谷へ。雨量の多い山ならでは、山頂近いのにこの水量。
吊り橋を渡り、急な登り返しに。
2時間半のハイキングで絶景無しでしたが、雨あり、苔あり、人も少ない(2人しか会いませんでした)楽しかった!その後駐車場のレストハウスで山菜うどんを食べたらこれがまた美味かった。店の女性も親切でわざわざストーブつけてカッパを干してくれた。天気が良ければ、また紅葉シーズンは多くの人が押し掛けるこの場所で、素朴な親切がとても嬉しい。さらにその後、フォレスト上北で温泉。できたばかりで、綺麗、空いてる、泉質良い、700円、で最高。
実はここ迄来ると熊野はすぐそこ。もともとの引き返して帰る予定を変更、熊野灘に出て熊野古道の表玄関を調査する事にる。この写真では分からないが、大台ヶ原や大峰山系は吉野川や熊野川に削り取られ、それは急峻な山並みが続く。崩落しないのが不思議なくらいの斜度だ。南アルプスは地質のせいか、山の形成の型が違うのか、似たような山並みだか崩壊が激しい。
突然視界が開けて海に出た。神々の国から現世に戻る気分。それにしても、熊野灘は大きく広い。という事で、今日は大阪には帰れない。潮岬の付け根の町、串本で車中泊とする。