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古いレンズと散歩 D4S AI Zoom Nikkor ED 50-300mm f4.5S その2

2015年12月14日 | カメラ機材

オールドレンズ AI Zoom Nikkor ED 50-300mm  f4.5Sの続きです。

カメラ 1,350g 、レンズ1,950g 合計重量は3,300gでマニュアルフォーカス。さすがに手持ちは辛い。

一脚を使用すると安定感も出て使い勝手も良くなります。

D810で三脚とリモートコード使用、ライブビュー、ミラーアップ、電子先幕シャッター、ISO64の設定でじっくり撮ってみるのも良いかな?と思っています。

他のレンズでも撮った公園の景色。

なんともない風景なのだが、どこか雰囲気が好きです。

さすがに50mmから300mmのズームレンズ、焦点距離を変えながらの撮影は楽しい。

現在これに代わるレンズなら、NikonのAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VRでしょうね。

軽くて手振れ補正付き、錫杖さんの常用レンズです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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これくらいピンが決まれば満足です。

左手でピント、右手で絞りとズームの調整。

この操作が心地よい。

昔の撮影スタイルを思い出し「撮影しているな〜」と言う実感が湧いてきます。

 

 

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この公園でも松枯れ、ナラ枯れの被害によるものか?立ち枯れが多く出て伐採された木々が目立ちます。

近隣の山では松枯れなどで、夏でも紅葉しているように見えるところが見受けられます。

 

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このレンズの最短撮影距離は2.5mと長く、300mmで撮影しても望遠マクロ的には使えないですね。


撮影日  12月15日

カメラ  Nikon D4S

レンズ  AI Zoom Nikkor ED 50-300mm  f4.5S

一 脚  SIRUI P-326 

    (一脚用雲台 SIRUI L-10) 


次回に続きます


古いレンズと散歩 D4S AI Zoom Nikkor ED 50-300mm f4.5S

2015年12月14日 | カメラ機材

前回までの「古いレンズと散歩」シリーズは、12月2日の撮影分でした。

ネタ切れ状態となり1昨日の午前、母の病院へ行くまでの間にD4SとAI Zoom Nikkor ED 50-300mm  f4.5Sを持って何時もの公園へ出かけました。

このレンズも30数年前の物ですが、重さが1,950gもあり、なかなか持ち出すことが少なくて、今でも傷一つなくて新品のような輝きを保っています。

30数年前の価格が29万円で、95mm径のNikon純正のフィルターもとても高価だったと記憶しています。

それとこのレンズの三脚座に取り付ける、ピストルグリップと言う手持撮影用のアクセサリーがあり、NikonF3のモータードライブに接続し、ピストルグリップの引き金を引くとシャッターが切れました。

そんなアクセサリーなども同時に購入し、総額は30万円を超えました。当時の30万円は現在なら2倍近くの感覚だと思います。

購入当時の経緯は今でもよく覚えています。

その頃、自宅の近くにはカメラのキタムラの店舗がなくて、京都市山科の店に毎週というほど通ってました。カメラ機材は全てこの店舗で購入していて、当時の店長とも仲がよく色々アドバイスなどしてもらってました。(現在は県内のキタムラで全て購入しています)

その店長からある日、「ハッセルブラッドの500CM」はどうですかと勧められました。6×6の中判カメラで、ボディと広角、標準、中望遠のレンズ3本で確か150〜170万円くらいで、とのことだったと思います。

ウエストレベルのファインダーで一度は撮ってみたいと思っていましたし、憧れのカメラでもありました。

しかし金額も高額で、家内はとても無理と即答でした。まあ当時の安月給からすれば当然の事、それまでにペンタックスで揃えた機材を1年でNikonへマウント替えし、相当な金額を出しましたから。

それならハッセルは断念し、代わりにレンズ1本買う事にすると言って購入したのが、AI Zoom Nikkor ED 50-300mm  f4.5Sでした。

当時この店でこのレンズを購入したのはtakayanが初めてで、納品の際には店長も一度覗かしてくださいと言って、F3にセットしたAI Zoom Nikkor ED 50-300mm  f4.5Sを触ってました。

またこのレンズの為に、GITZOの重い三脚を10万くらいで購入もしました。今でもこの三脚も現役です。

そんな経緯で購入したレンズですが、あまり使う機会も少なくて今では防湿庫の一番下に鎮座しています。

そんなAI Zoom Nikkor ED 50-300mm  f4.5Sですが、久しぶりにD4Sと共に持ち出しました。

このレンズ用に購入した2倍テレコン、TC-200もポケットに入れて出かけました。

今のAFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)ならいつも手持ちですが、このレンズはマニュアルレンズで、もちろん手振れ補正も無いレンズですから今回は一脚を使用しました。

この日もたくさん撮ってきました。

今までと同じ所で、よく似た風景ですが何回かに分けてアップします。

 

D4SとAI Zoom Nikkor ED 50-300mm  f4.5Sの写真です

最後の方に撮った写真ですが、自分なりにこれがトップかな?と思う1枚を


これからは時系列で順にアップします。

自宅の庭の万両

やはりピント合わせは難しいです。若い頃はもっと眼が良かったのか?

この後思い出します。

このレンズは、ズーミングで焦点距離を変えてもピンの位置は変わらなくて

最大の300mmでピントを合わせてから、任意の焦点距離にズーミングすれば合わせやすい。

でもこの1枚は300mmでの撮影だが?ピン甘ですね。f5.6 SS 1/320 せめて1/500位は必要か?


錫杖さんのように木肌をアップで狙ってみる


Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sでも撮った川向かいのお家

今日は煙突から煙が上ってます。薪ストーブかな?


縦アングルでも押さえておこう


散策路の木の橋の上に生える植物?苔か菌類か?




前日の台風並みの風でほとんど散っていましたが、辛うじて一枝だけ残ってました。


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なかなか良い写りです


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おそらく50mm域だと思います。

レンズ情報を手動でカメラに設定していますが、300mm F4のレンズで登録しているため

焦点距離は全て300mmとして記録されています。

ズームレンズでは仕方のないことですね。

その他のカメラ情報は正確に記録されてます。

昔なら1枚ごとにその時の設定をメモに残してました。


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ピントをしっかり合わせれば納得する描写です。

 

撮影日 12月15日

使用した一脚 SIRUI P-326 一脚用雲台 SIRUI L-10

 

 

AI Zoom Nikkor ED 50-300mm  f4.5S (1982年3月発売 価格290,000円)

重さ1950g フィルター径95mm

 

D4SとAI Zoom Nikkor ED 50-300mm  f4.5S

今なら広角から望遠までの高倍率ズームが多くありますが、この頃の50-300という6倍ズームは画期的でした。

まだまだ単焦点が主流の時代でしたが、このレンズは単焦点に劣らぬ描写力と言われたNikonの名玉の一つです。



純正の95mmフィルター

さすがに高価なフィルターで、本皮のケースに入ってます。

横はアルミのレンズキャップでこれもねじ込み式です。